ドキュメント・新刊JP編集部総選挙―ヒラ編集部員の、リーダーへの道―(最終回)
寒い日が続く1月下旬。
そんな中でひと際暑く燃え上がる、1つの部署があった。

新刊JP編集部である。

1月25日、それは新刊JP編集部にとって「運命の日」。
そう、編集部総選挙の日である。

4人いる編集部員のうち、3人が編集長に立候補する事態となったこの選挙。
毎週、リーダーの教科書的存在である『リーダーのための7つのステップ49のコツ』(小倉広/著、日本能率協会マネジメントセンター/刊)を読み、それぞれが「こんなリーダーになります!」というマニフェストを掲げてきた。

・川口のマニフェスト→「『人としての魅力を磨く』を実践し、皆を背中で引っ張るリーダーになります!」
・山田のマニフェスト→「メンバーのやる気を引き出すリーダーになる」
・金井のマニフェスト→「仕事が楽しくなり、夢をかなえるビジョンを描けるリーダーになる」


一応はそれぞれ、そのために努力はしているようで、川口は仕事への姿勢が変わったし、山田は記事をやたら褒めるようになった、金井は新刊JPニュースの未来像を示してやる気をあげている。

そして選挙当日。さすがに気が張っている3人。


さて、選挙結果を発表する前に一度、リーダーになるために何が必要かおさらいしておこう。
リーダーとはチームを率いる人間であり、部下やチームメンバーたちを動かす能力が必要だ。名選手は必ずしも名監督にはならない。スポーツ好きならこれは誰もが知る言葉だが、それくらい他人を動かすのは難しいのだ。

『リーダーのための7つのステップ49のコツ』では、チーム作りを7つのステップに分けて説明する。

Step:1 チームの信頼関係を築く
Step:2 チームのビジョンを共有する
Step:3 メンバーのやる気を引き出す
Step:4 メンバーを育てる
Step:5 仕事をしくみ化する
Step:6 自ら学ぶ組織に変える
Step:7 人としての魅力を磨く


これらのステップを踏んでこそ、リーダーとして一人前になれるのだ。
今回、この3人はその中の1つのステップを勉強したに過ぎない。これから先、さらに険しい道が待っているのである。

さて、ついに投票の時間になった。

投票権を持つのは会社の社員たち。他部署でも関係なく投票権が与えられる。
リーダーとしての器量だけではなく、普段の社会人としての振る舞いなどを通して、良いと思う人に投票していく。

一列に整列してもらい、一人ずつ投票用紙を入れていってもらう。


小一時間で投票は終了。
選挙管理委員のT氏が集計を行い、いよいよ結果発表だ。

T「金井、1票」

全「おおー!」

T「山田、1票」

全「ええっ!?」

T「川口、1票」

全「ザワザワ・・・」

T「白票 17票」

全「おおー!」

まさかの白票17票。さらに1票はそれぞれが自分に入れたものであったことが判明した。

「まだ4人しかいない状態で、リーダーとして1人が前に出るよりも今の方がパワーバランス的にいいのでは?」
「それぞれ欠けている部分があって、誰がリーダーとして適任なのかわからない」

という声が至るところからあがった。
さらに、『リーダーのための7つのステップ49のコツ』を薦めてくれたT部長も「この本の最後にリーダーシップはテクニックではなくて生き方そのものって書いてあるだろう。テクニックに走り過ぎるんじゃなくて、心からリーダーにならないといけないんだ」と一言。

せっかく編集長総選挙までやったのにこんな結果になるなんて…。

しかし、リーダーとは何たるかを学んだ新刊JP編集部メンバーたち。再びやってくるであろう次回の総選挙に向けて各々課題を持つことができた。
これからの新刊JP編集部に是非、注目していて欲しい。
(新刊JP編集部)

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