テニスの4大大会のひとつ、全豪オープンでは27日、女子シングルス準決勝で、中国の李娜(リー・ナー)選手が、世界ランク1位で第1シードのキャロライン・ウォズニアッキ選手(デンマーク)を6─3、5─7、3─6で下し、決勝へ進出した。中国人選手による同大会の決勝進出は史上初。中国では、李娜選手の「快挙」が大きく取り上げられたほか、李選手がここ1カ月で稼いだ賞金額などに注目が集まっている。東北網などが伝えた。

 中国の検索大手「百度」のニュース検索では、28日午前11時時点で「李娜 賞金」とのキーワードが挙げられるほどに注目が高まっている。ニュースの多くは、中国人選手として、テニスの世界4大大会のひとつで活躍中の李選手の奮闘をたたえているが、李選手が手にするとされる賞金額にも関心が寄せられている。

 李選手は、今大会の決勝戦に進出した時点で、110万オーストラリアドル(約9000万円)を獲得しており、優勝した場合は、220万オーストラリアドル(約1億8000万円)を得ることになる。東北網では、李選手が今月14日、オーストリア・シドニーで行われたメディバンク国際女子で手にした優勝賞金(10万3000米ドル)についても「同選手の昨年の年間賞金総額に値する」などと触れ、「李娜選手がもし、同大会で優勝した場合、わずか1カ月で1500万元(約1億8720万円)を稼ぎ出したことになる」などと、「捕らぬたぬきの皮算用」よろしく、巨額の賞金総額を、驚きをもって伝えている。

 同サイトではこのほか、李娜選手の今後のスポンサー収入についても着目。李選手のテニスコートでの活躍ぶりをはじめ、同大会で披露した流ちょうな英語や、朗らかな性格が今後、国際的に注目を集める可能性は十分にあると予想し、李選手と中国テニス界の今後の「発展」に期待した。(編集担当:金田知子)



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