book express 東京駅京葉ストリート店 安倍みどりさんに聞く『思わず表紙買いしてしまうかも? 装丁が素晴らしい3冊』
 世の中にはあんな本やこんな本、いろんな本がある。そのテーマも十人十色。「感動したい本が読みたい!」「思いっきり怖い本を味わいたい」と思っても、 どんな本を選べばいいのか分からない! とお悩みの方も多いはずでは?
 そんなときにあなたの味方になるのが書店員さんたちだ。本のソムリエ、コンシェルジュとしてあなたを本の世界に誘ってくれる書店員さんたち。
 そんな彼らに、テーマごとにお勧めしたい本を3冊答えてもらうのが毎週水曜日に配信する、この「わたしの3冊」だ。【「わたしの3冊」バックナンバーはこちらから】

 2011年1月のテーマは『思わず表紙買いしてしまうかも? 装丁が素晴らしい3冊』! 1月最終週となる今回は、昨年11月にJR東京駅構内の京葉ストリートに新しく開店したばかりの「ブックエキスプレス 東京駅京葉ストリート店」の安倍さんに3冊を選んで頂いた。

◆『想い事。』

著者:Cocco
出版社:毎日新聞社
定価(税込み):1260円

もともとCoccoさんが好きなのですが、最初は、このカバーの美しい写真に魅かれてこの本を手に取ったんです。
でも、表紙だけ見ると癒し系のエッセイだと勘違いしてしまいそうなんですが、読んでみると戦争のことであったり、基地の話であったり、Coccoさんの自身のお話であったりと内容はとてもヘビーなんです。
そういった美しく、可愛らしい表紙とその内容のヘビーさのギャップって、Coccoさんの音楽にも通じますよね。Coccoさんの感性や生き方みたいなものが装丁から伝わってくる一冊だと思います。
Cover Design:Miho Fukujoji, Chisae Shimoyama(書籍より)

◆『澁澤龍彦の古寺巡礼』

著者:澁澤龍彦、澁澤龍子
出版社:平凡社
定価(税込み):1680円

澁澤龍彦さんの旅の本なのですが、まずこの表紙にやられてしまいました。かっこいいですよね。なんというか、このスーツとサングラスは旅にちょっと似つかわしくないかな、と思いつつ、でも本をあまり読まない人でも、この佇まいに魅かれてつい手にとってしまいそうな装丁だと思います。
装丁・レイアウト:桜井久
坂詰佳苗、小川直樹、只野綾沙子(櫻井事務所)(書籍より)


◆『母は娘の人生を支配する―なぜ「母殺し」は難しいのか』

著者:斎藤環
出版社:日本放送出版協会
定価(税込み):966円

この表紙のイラストは漫画家のよしながふみさんが描かれていらっしゃっています。
もともと斎藤環さんもよしながふみさんも好きだったので、最初にこの本の表紙を見たときすごく嬉しくなったのですが、もちろんよしながさんのファンでこの装丁を見て、本を読んでみようとなったり、斎藤さんの本が好きでこの装丁からよしながさんに興味を持ったりということもあったら素敵だなと思いますね。
ちなみに、この本の「あとがき」にも書いてありますが、この表紙のイラストは斎藤さんがよしながさんに依頼して実現したそうで、「すばらしい母子像を描いていただきました」と斎藤さんが絶賛されています。


◇   ◇   ◇

【今回の書店】
■book express 東京駅京葉ストリート店

2010年11月25日、東京駅KeiyoStreetにオープンしたばかりの「book express 東京駅京葉ストリート店」。ゆっくり過ごして楽しめる書店です。通勤・通学をはじめ旅行時にもフラっと立ち寄れば、読みたい本が見つかるかも?

住所:東京都千代田区丸の内1-9-1 JR東日本東京駅構内1階 京葉ストリート内
TEL:03-3218-8016
FAX:03-3218-8066

■アクセス
JR東京駅構内 京葉ストリート

■営業時間
8:00〜22:00(金曜日のみ22:30)

■ウェブサイト
http://www.bookg.jp/store/tokyo.html

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