A4ノートPCの概念を変えた!パナソニックが新たなモバイルの世界を切り開く
高価でありながら、軽量・長時間・頑丈(タフ)をコンセプトでビジネスユーザーを中心に売れているモバイルノート「Let'snote」は、常にユーザーのニーズに声を傾けて、進化してきた。2010年9月には10.1型で標準電圧CPUを搭載することで処理速度を向上させた「Let'snote J9」を投入するなど、新しいマシンへもチャレンジし続けている。

パナソニックは、「Let'snote」2011春モデルとして、大画面と軽量を両立させた高性能A4ノートPC「Let'snote CF-B10」を新たに投入した。価格は17万5000円前後で、3月11日に発売する予定だ。

なぜ今、「B10」を投入することになったのだろうか。その真意を探ってみよう。

コンセプトを説明するAVCネットワークス社 システム事業グループ ITプロダクツビジネスユニット ビジネスユニット長 奥田茂雄氏

パナソニック AVCネットワークス社 システム事業グループ ITプロダクツビジネスユニット ビジネスユニット長 奥田茂雄氏は「ノートPCを外に持ち出して使うことに注力してきました。そのためには軽いこと、長時間駆動することのふたつが大きな要件だと思っています」と、モバイルノートとしての「Let'snote」のコンセプトを示した。

加えて、「アクシデントから製品を守る堅牢性。一昨年からデスクトップと同じ環境を外に持ち出せる高性能さ、モバイルした先ですぐに使える」とユーザーの意見を反映しながら、進化させてきたのだ。そこで、モバイルを中心とした10.1型コンパクトモデルを皮切りに、もう少しサイズの大きい12.1型、ドライブ付きモデル、タブレットとキーボードを持ったコンバーチブル、より画面の大きいサイズと、次々に新しいモバイルパソコンを提案してきた。
サイズにこだわることで、航空機内でも快適に使えるマシンとなった

いままでパナソニックでは、Excelの長いカラムをひと目で見たいとか、CADを使いたいということからA4サイズのノートを使っているユーザーは多いが、デスクトップの置き換えであって、モバイルはあまりないと考えていた。

しかし、「調査した結果、モバイルしているユーザーが約4割もいることが明らかになりました。このように、物理的な大きさがないと仕事にならないという声にも耳を傾け」(奥田氏)、世界最軽量で15型以上の大画面・高解像度、デスクトップ並みの高性能なモバイルPCを商品化したのです」と、パナソニックのLet'snoteのノウハウを生かし、A4の平均的な約2.8kgの重さから1.88kgへと大幅にダイエットした「B10」を開発した意味を教えてくれた。

大画面に対するニーズは高い。しかし、そのままA4サイズのノートPCを作るのではく、パナソニックらしく、モバイルという味付けをすることで、いままでにない大画面でありながら軽量で高性能という新たなジャンルを確立させている。このように「B10」は、大画面ノートPCでありながら、いつでもどこへでも持ち運びたいというユーザーに最適なマシンになっているのだ。

パナソニック「Let'snote」

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