インテルは26日、コッパ・イタリア準々決勝のナポリ戦に臨み、PK戦の末にベスト4進出を決めている。延長戦を含めた120分間、インテルはナポリに苦しめられる場面も多々あったが、かろうじて準決勝進出を決めた。

試合後、『Rai』のインタビューに応じたインテルのキャプテンであるハビエル・サネッティは、「苦しんだけど、勝利にふさわしい戦いだった。僕たちもナポリも、素晴らしい試合をしたね。でも、PKでは僕たちの方が良かったよ」とコメント。妥当な結果であるとの見解を示している。

しかし、ナポリを率いるワルテル・マッツァーリ監督は、インテル側の考えに同意できない様子。インテルのレオナルド監督も「インテルは勝利にふさわしい」と話していたが、マッツァーリ監督は、「彼は素晴らしい男であり、評価している。しかし、インテルと対戦するとき、相手の監督が違う試合を見ていることがあるんだ。チャンスの数を見ただけでも分かる。ほとんど攻略していた。彼らにはたくさんの偉大な選手がいたが、まるでビッグクラブとスモールクラブの戦いだったね」と敗退という結果に納得していない。

ただ、敗退という事実は受け入れているようで、「このラウンドを突破するのにふさわしい戦いをしたが、サッカーとはこういうものだ。延長戦でも試合を支配した。しかし、PK戦で負けてしまったんだ。選手たちの戦いぶりをうれしく思っている。我々は3つの大会でよくやってきた。今はそれが2つになったね。これを続けていく。これから、もっと幸運が待っていることを願っているよ」と述べた。