『稼ぐ人はなぜ、長財布を使うのか?』の著者、亀田潤一郎さんは、多くのクライアントをもつ人気税理士。

 父親が経営していた中小企業が倒産し貧乏のどん底へ。ホームレスを経験し、一時はうつ病になるも苦節10年でいまの職業に就き成功しています。お金のない辛さを知ったあと、他人のお金とつきあう仕事に就き、自分のお金を稼げるようになるなかで、財布にまつわるいくつもの"法則"を発見したそうです。

 その法則のひとつが、「長年安定して儲け続けている社長、とくに資金繰りがスムーズにいっている会社の社長というのは、例外なく『美しい財布を使っている』こと」。税理士になってから、のべ500をくだらない数の財布を見てきた作者は、「長財布というのは、そもそもお金、とくにお札にとって心地よい形にできています」と言い、「お金は、ちゃんとお金を気にかけてくれる人のところにしかやってこない」と指摘します。

 これには「なるほど」と納得する人も多いのではないでしょうか。ありがちなのが、二つ折りの財布にお札とレシートをいっしょに入れ、所持金がいくらか把握していないというパターン。これって、お金とまじめに向き合っておらず、お金にとって非常に失礼な態度をとっていることになります。「お金にあまり好かれていない人の財布は、例外なく太っています」。なんとも耳が痛いお言葉。さらに作者はこういう財布を"メタボ財布"と称しています。

 財布が太る原因に、ポイントカードの存在を上げ、「ポイントカードは『お金のもれ口』」と亀田氏。これらのカードは買い物をするとポイントがたまり、消費者が得をする便利なものに見えますが、「カードの特典に目が眩んで時に必要のないものまで買ってしまうというデメリットもついてきます」と述べています。たしかに、ポイントが2倍だから、ポイントの期限が切れるから、とわざわざ買い物に行くことってありますよね...。

 お金と自分の関係を見つめなおすには、まずは自分の財布のチェックから。"メタボ財布"とは今年のうちにサヨナラしてしまいましょう。



『稼ぐ人はなぜ、長財布を使うのか?』
 著者:亀田 潤一郎
 出版社:サンマーク出版
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