ショーン・シャーク戦では、打撃で圧倒しKO寸前に追い込んだが、テイクダウンで遅れをとり判定で敗れたエヴァン・ダナム。しかし、実力的には元王者を凌駕していたという見方もできる

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22日(土・現地時間)にテキサス州キリーン近郊フォートフッドでは、UFC Fight Night「Fight for the Troops」が行われる。

第二次世界大戦の頃より、米国陸軍の一大拠点が置かれる、この地で開催される軍慰問大会。2006年12月のミラマー海兵隊航空基地、2009年12月のノースカロライナ州フェイエットビルのクラウン・コロシアム大会以来、3度目となる軍関係者&家族以外は基本オミットのイベント。

メインはケニー・フロリアンとエヴァン・ダナムのライト級戦が予定されていたが、ケン・フロの負傷によりメルビン・ギラードが代役出場することとなった。抜群のフィジカルを誇るギラードだが、そのフィジカルに頼りすぎ、動きがラフになることも多い。

対して、抜群の打撃の組み立てを持つダナム。ギラードはテイクダウンを得意とするが、そのまま寝かせることができるかどうかは疑問。その一方で、倒されても立つ術を持つダナムは、倒れる+立ち上がるを続けば、気力・体力ともに削られ、打撃の組み立ても崩れることも考えられるが、果たして……。陸軍基地で行われるだけに、肉弾相打つ一戦となること間違いなし――とは限らない、距離感が大切となる。

また、ヘビー級マッチも2試合組まれている同大会だが、軽量級に注目のカードが集まっている。TVラインナップに入っていない試合のなかで、マイク・ブラウンの出場には驚くばかりだ。1日のUFC125でディエゴ・ヌネスに判定負けを喫したばかりのブラウンが、ハニ・ヤヒーラと対戦する。ダメージがないからこその出場ではあるが、やはりコンディションの方は不安が残る。

同じくプレリミナリーのライト級でヴィラミー・シケリムが、オクタゴン初出場を果たす一番にも注目だ。修斗世界ウェルター級(※70キロ)を返上し、8月に一度は決まったデビュー戦を負傷で棒に振り、今回の初陣を迎えることとなった。現在11連勝中だが、まずはウェイロン・ローをクリアし、世界のトップと対峙したとき、その真価が問われることになる。
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