新卒学生に企業が求める人材像は、「チャレンジ精神」と「外国語によるコミュニケーション能力」――日本経団連は、産業界の求める人材像と大学教育への期待に関するアンケート結果を取りまとめ、発表した。

 調査は、2010年9月15日〜11月1日の間、日本経団連会員企業1283社と地方別経済団体加盟企業に実施し、596社から回答を得ている。

 大学生が社会に出るまでに身につけるべき知識、能力や職業意識で最も多かったのは、「既成概念に捉われず、チャレンジ精神を持ち続けること」(419社)、次いで「外国語によるコミュニケーション能力」(368社)、「海外との文化、価値観の差に興味・関心を持ち、柔軟に対応する」(312社)、「企業の発展のために、逆境に耐え、粘り強く取り組む」(265社)、「当該職種における専門知識」(240社)と続いている。

 地方の経済団体加盟の企業では、「企業の発展のために、逆境に耐え、粘り強く取り組む」を指摘する回答も多かった。

 グローバル化への対応についてだが、海外赴任者に求める外国語能力については「客観的基準は設けていない」とする回答が多く(501社)、設けている場合(54社)は、TOEIC(英語)、中国語検定(3級、4級以上)を挙げている。

企業が求める人材像の変化〜グローバル化と国内市場の縮小で重視される価値観共有能力と行動力
不足するグローバル人材 新卒採用では需給に矛盾も
厳しい就活 学生の就職志望企業に変化

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