東京都は、学生の起業家マインドの醸成と学生発の優れたベンチャー企業の輩出を支援するため、学生が企画したビジネスプランを競う「学生起業家選手権」を開催する。決勝大会では、予選を勝ち抜き、さらにブラッシュアップされた10組のビジネスプランが、プレゼンテーション形式で競われ、優秀賞3組が選出され、賞金50万円が贈呈される予定だ。

 一次選考、二次選考での書類審査、三次選考でのプレゼンテーション審査を経て、応募プラン225組の中から10組の決勝大会進出者が決定している。

 エントリーしている事業プランもユニークだ。「痛レン〜痛車専門レンタカー会社〜」(青山学院大学)、「MEDICONSUL(医療機関の国際医療事業コンサルティング)」(青山学院大学)、「グルーミングペットサロン」(青山学院大学大学院)、「リアルECサイト「Wander×Wonder」」(慶應義塾大学)、「『JAPAN MANGA』」(中央大学経済学部)、「類似画像検索を活用したファッションアイテム検索サイト『CLOSET』」(東京大学)、「みんなでトレーニング。通称「みんトレ」」(東京大学大大学院)、「STUDY FOR TWO」(早稲田大学)、「予防医療を推進するインターネットメディア「予防のつえ」」(早稲田大学大学院)など。

 審査員は石渡美奈ホッピービバレッジ社長、佐藤光紀セプテーニ社長、嶋村茂治みらい代表、宮城治男特定非営利活動法人エティック代表理事、柳孝一早稲田大学ビジネススクール教授の5人。審査のポイントは、「新規性」「市場性」「成長性」「着眼点」「実現可能性」「独自性」が重視される。

 決勝大会は公開されており、都では「起業に興味のある学生の方を始め、ビジネスプランを応援したい方など、多くの方の見学をお待ちしています」と参加を呼びかけている。

詳細は、下記の大会ホームページを参照。
>http://tgks.net/2011/kessho/

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