毎週火曜の『ガゼッタ・デッロ・スポルト』に、新たに『エクストラタイム』という付録が付けられることになった。イタリア国外のサッカーに関する16ページの中には、独占インタビューもある。その最初は、マンチェスター・シティFWマリオ・バロテッリだ。

“スーペルマリオ”はいつものように、強烈な言葉で驚かせてくれている。例えば、バロテッリは「(ジョゼ・)モウリーニョは世界最高の指揮官だ。でも人としては、まだ礼儀と敬意を学ばなければいけない」とコメント。ほかにも、アントニオ・カッサーノがイタリア人の中で最高のタレントだと語ったシルヴィオ・ベルルスコーニ(ミランオーナー)については、「ベルルスコーニは間違っているか、バロテッリのことをあまり知らないんだ」と話した。

セリエA最高の選手が誰か、マリオに疑いはないようだ。それは、ミランFWズラタン・イブラヒモビッチである(「彼は本当にうまい。別の惑星にいるよ」)。一方、セリエAにいるイタリア人最高の選手は、パルマMFセバスティアン・ジョヴィンコだそうだ。なお、バルセロナFWリオネル・メッシが受賞したバロンドールについて、バロテッリは「(インテルMFヴェスレイ・)スナイデルがふさわしかった」と語っている。

また、マンCを率いるロベルト・マンチーニ監督については、「オレがやってきた中で最も重要な指揮官」とコメント。「彼はすぐに世界ナンバーワンになるだろう」と続け、「人としてはモウリーニョの10キロ先をいっているね」とも語った。

マンCのチームメートについては、「(アダム・)ジョンソンは素晴らしいテクニックを持っている。(エマヌエル・)アデバヨールは一番面白いね。(パトリック・)ヴィエラと(アレクサンドル・)コラロフはオレが加入したときにすごく助けてくれた」と明かしている。

セリエAのスクデット争いについては、「直感でミランと言っておく。ちょっと考えるなら…『でも、インテルはオレに多くを与えてくれた』って言うかな。さらに考えて話すなら、ナポリが勝つことを望んでいると言う。(エディンソン・)カバーニと一緒にプレーしたい」と語った。

なお、バロテッリは『エクストラタイム』のキャンペーンのキャラクターであり、スーダン南部に学校を建設するためのNGO「Cuey Machar Secondary School Foundation」に、その報酬を寄付している。