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オランダ出身のアーティスト テオ・ヤンセンの風力で歩行する造形物/彫刻作品「ビーチアニマル」を科学的な視点で紹介する展覧会が日本科学未来館で2月14日まで開催されている。

「ビーチアニマル」は大きいものでは体長12メートルにもおよぶ、プラスチックチューブやペットボトル、木材などで構成され、風を受けるとまるで生き物のように動き出す。そんな人工生命体のような作品を通して、生命の本質や未来の生命の可能性を考えようという今回。新旧計13体の「ビーチアニマル」を展示し、世界初公開となる「シアメシス」(体長9メートル)をはじめとする、巨大作品2体と小型作品(体長4メートル)2体が、会場内で巧妙な動きを披露する。テオ作品が一堂に会すこの機会をお見逃しなく。


■「テオ・ヤンセン展〜生命の創造〜」物理と芸術が生み出した新しい可能性
開催期間:2010年12月9日(木)〜2011年2月14日(月)
開催場所:日本科学未来館 1階 企画展示ゾーンb
開館時間:午前10時〜午後5時(入館は閉館時間の30分前まで)
休館日:毎週火曜日
入場料:大人 1,200円、18歳以下 500円
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photo(C)Theo Jansen

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