北海道 アルファリゾート・トマム,雲海テラス,山,ゴルフ,スキー

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「もう一度訪れたい」。旅の終わりにそう思える場所がある。そこにしかない風景、そこにしかない空気、そこにしかない何かが、そうさせるのだろう。宿もそうだ。そこにしかない風景、そこにしかない空気、もてなしの心――。

旅の目的は数々あるが、結局、人はそこにしかない何かを求めて、居心地のよい我が家からわざわざ旅に出るのだろう。となれば、そこにしない何かに魅了された人は、ここにもう一度戻ってきたいと思うのだ。

北海道の中央、占冠村に位置するアルファリゾート・トマムも、「もう一度」と思わせてくれる旅の目的地。東京ドーム213個分にも及ぶ1,000haもの敷地を有する、日本最北の通年型複合リゾートだ。ここの魅力は、四季折々の表情を見せる壮大な自然。なかでも、様々な場所に出かけてきた旅人をも魅了するのが、何と言っても今年5年目を迎える“雲海テラス”だ。もともとは、山で働くスタッフたちだけが知っていた雲海の素晴らしさを、旅人たちにも披露したいという思いから始まったものだという。何十年、何百年も前からトマム山に現われていた雲海。特別な地形条件と気象条件が重なった早朝に見られる壮大な自然絵巻だ。寒暖差が作り出す空気の層と、空気がゆったりと滞留するトマム独特のボウル型地形により雲海が発生しやすい条件が揃っているのだ。通常、雲海を臨むには、山頂を目指して数時間をかけて山を登り、幸運を信じてその発生を待つ。だがトマムでは、わずか13分のゴンドラ乗車で標高1,088mの地点まで気軽に早朝散歩へ出かけられるのだ。

朝日を浴びつつ、早朝5時に営業がスタートするゴンドラで山頂までの空中散歩を楽しんだら、そこに待つのは連なる日高、十勝の山々。それだけでも絶景なのだが、幸運ならば目の前には真っ白な雲の海が広がっている。その様子は実に幻想的で、まるで夢の世界か天国にでもいるかのような錯覚を覚える。しかも、気象条件次第という大スペクタクルも、トマムなら出会う確率がシーズンを通して3割を超えるという。他に比べて出会いの確率が高いのも魅力だ。

その雲海を、山頂あたりにしつらえられた特等席から優雅に眺められるのが“雲海テラス”。テラスまでのゴンドラ乗車は、大人¥1,500、子供¥1,000でポストカードの乗車券(山頂から切手不要で投函可能)。このテラスならではの雲海コーヒーやホットチョコレート、軽食などを楽しみながら、とびきり贅沢な朝のひとときを過ごすことができるのもトマムならではなのだ。こんな朝の愉しみが話題となり、日本をはじめ海外からも旅行者が年々増加。今では、わずか4カ月で3万人が訪れる人気観光スポットに。人気の旅行地・北海道とはいえ、北海道の真ん中という立地にあるトマムだが、だからこそ自然に囲まれる喜びが存分に体感できることを多くの人が知っているのだ。

このテラスまではもちろん、さらに標高1,239mのトマム山山頂までも、登山を楽しむことが可能。山頂からは、トマム山の裏側も一望できるので、360度の雲海という至極の世界を堪能するにはもってこいだ。“雲海テラス”の営業は6月19日〜10月11日まで。また、“御来光登山”や、天の川を楽しむ“神秘なるナイトゴンドラ”など、トマム山ではこの季節限定の企画も多いので、ぜひこの時期に一度は足を運びたい。雲海が出ていればもちろん、出ていなくてもその眺望に思わず息を飲むトマムの絶景。雲海を見られた幸運な人は「もう一度」、そして観られなかった人も「今度は必ず」という思いを胸に抱くはずだ。実際に、この“雲海テラス”は、2010年にはJATA(日本旅行業協会)の「もう一泊、もう一度(ひとたび)大賞」を受賞している。

アルファリゾート・トマム 
北海道勇払郡占冠村中トマム
Tel:0167-58-1111

ザ・タワー(スタンダードタイプ:24〜29平米)745室 ¥9,000〜(2名一室、朝食付き)
ガレリア・タワースイートホテル(スイートタイプ:100平米)200室 ¥17,000〜(2名1室、朝食つき)
ヴィラスポルト(スタンダードタイプ:37〜42平米)308室 ¥11,000〜(2名1室、朝食付き)

※2010年の雲海テラス営業は10月11日まで





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