地下鉄の駅で電車を待っている間、何気なく自販機を見たら、「あれ? 本が売られている!」 

 東京メトロで売店を展開する株式会社メトロコマースに話しを聞いてみると、昨年の12月から始めたサービスとのこと。表参道駅と上野駅の2駅のみに置かれています。

 現在のラインナップは、『孫正義「規格外」の仕事術』、『ガンダムの常識 一年戦争篇』『飯や ごはんがすすむお品書き九十一』など硬軟さまざま。15の仕切りに計12種類の単行本や文庫本が納まっています。

 「もともと売店をよく使う男性客をはじめ、女性にも買ってもらえるような、話題の本やビジネス本を並べるようにしています。たとえば、『KAGEROU』や池上彰さんの本などですね。仕入れ先と弊社で、新聞広告などを参考にどの本を販売するか決めています」とメロコマースの担当者。月に1回以上、販売する本の入れ替えを行い、消費者のニーズにあった本選びを心がけているそうです。

 「本当は雑誌の自販機を置きたかったんです」と担当者。検討段階で、雑誌の自販機を作っているメーカーはないことがわかったのだとか。「一から作ると莫大な費用がかかってしまうため、菓子類の自販機を転用する形になりました」。そのため、サイズの制約があり、単行本の大きさが限度となっています。

 サービス開始から約1ヵ月半で、売り上げは「そこそこ」とのこと。今年中に他の駅にも同じ自販機を設置する予定だそうです。

 これから認知度が上がり、魅力的な棚づくりができれば、「駅からベストセラー誕生」なんてことも夢でないかもしれません。







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