新しい電子書店が1月12日から配信をスタートしました。これは大日本印刷(以下DNP)、NTTドコモなどが共同で始めるもので、その名は「2Dfacto(トゥ・ディファクト)」。DNPはすでにパソコンやiPhone、iPad向けに「honto」という電子書籍サービスを展開していましたが、Android OSのスマートフォンや各種専用のブックリーダーに対応するため新書店をオープン。約2万点の電子書籍を取り扱い、今年春までにはその数を10万点にまで広げていく予定です。さらに新刊書や雑誌・新聞、加えて動画などを盛り込んだコンテンツも提供していきたいとしています。

 たとえば、文芸書では、『悪人』(吉田修一)、『チルドレン』(伊坂幸太郎)、『床下の小人たち』(映画「借りぐらしのアリエッティ」の原作)など。コミックでは『だめんず・うぉ〜か〜』(倉田真由美)、『クレヨンしんちゃん』(臼井儀人)などで、各出版社のヒット作がラインナップされています。

 今年中にさらにサービスを拡大し、紙の書籍の販売の強化にも役立てたいとしています。「電子書籍を販売する電子書店」はhonto(2Dfacto)、「オンライン書店」はDNPグループのビーケーワン、「リアル書店」は丸善、ジュンク堂、文教堂で、これら3タイプの書店が連携して、「ハイブリッド型総合書店」を目指す予定。購入履歴などをもとに消費者の好みにあった商品を案内する「レコメンド機能」や「ポイントサービス」、購入したすべての書籍が端末で確認できる「電子書棚機能」などのサービスも行うそう。

 日本を代表する印刷会社と携帯電話会社との本気のタッグ。本好きにとってはもちろんのこと、そうでない人にとっても、とても楽しみな書店の誕生といえるでしょう。








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