好きな人と仲良くなりたいと思っても、なかなかそう上手くはいかないもの。ではいったい、どうすれば確実にアプローチできるようになるのでしょうか。

 アメリカで行われた恋愛に関する調査に、次のようなものがあります。ある研究者が何人かの学生にA氏・B氏という2人のプロフィール写真を見せました。2人は客観的に見て、外見的な魅力にほとんど差はありません。ただしA氏については、B氏の2倍の種類の写真を見せました。すると、ほとんどの学生がAさんにより強い好意を抱いたそうです。

 また、こんな調査もあります。大学の学生寮に新しく入った17人の学生を対象に、心理学者のニューカムは彼らがどのような条件で友人を選ぶのかリサーチしました。

 入居後1週間では、隣の部屋など、物理的に近くにいる人が友人に選ばれていましたが、2週間以上経過すると、ほとんどの人が意見や価値観が似ている人を友人に選んでいました。この2つの調査から、次のような"親しくなる条件"が見えてくると、精神科医の大和まや氏は言います。

 「最初は物理的に近いこと。それから後は精神的に近いこと」

 だから、「魅力的な人と知り合ったなら、最初は毎日のように会い、同時に相手からできる限りの情報を引き出してください」と大和氏。誕生日、好きなもの、趣味、考え方、夢......。この中から「自分と共通するもの」を選び出します。そしてその後は、「その共通した話題に絞って」コミュニケーションを仕掛けていきます。そうすれば、仲良くなる確率がぐんと上がるのだとか。

 もちろん、このように振舞ったからといって必ず成功するとは限りません。ただ、闇雲にアタックして後悔するよりは、こうした作戦を立ててからアプローチした方が効果的ではあるでしょう。



『相手の心理を自在にあやつる技術』
 著者:大和 まや
 出版社:日本実業出版社
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