昨年末(12月29日〜12月31日)にかけて行われた世界最大級の同人誌即売会「コミックマーケット79」のように、同人誌が販売されるイベントは数多くありますが、実際に同人誌を印刷している様子が印刷所によってムービーで公開されました。

印刷から出荷までの一連の流れが軽快な音楽と映像で紹介されており、普段同人誌を手がけているサークルはもちろん、購入する側にとっても貴重なムービーとなっています。

詳細は以下から。
これがそのムービー。同人誌印刷を手がける印刷会社「しまや出版」が公開したものです。
YouTube - しまや出版の同人誌印刷工場風景


いよいよ始まります。


まずは全紙サイズ(457mm×560mm)の紙を印刷サイズに断裁


オフセット印刷機の準備風景


紙を積んで印刷スタートです。


フルカラー印刷機


CMYK(シアン、マゼンタ、イエロー、ブラック)の4色を重ねて印刷していきます。同人誌を入稿しようとした時、パソコンを使ってRGB(レッド、グリーン、ブルー)で描いた原稿をCMYKに変換することを求められて困った人もいるはず。


次々と進んでゆくカウンター


どんどん印刷されています



続いては印刷状態のチェック


フィルム(Poly-Propylene Film)を接着剤で圧着させて表紙が傷まないようにする「PP加工」


単色の表紙印刷はこんな感じ


インクと紙の組み合わせの数は膨大です


小ロットのオフセット本文(本の中身部分)印刷の様子


細かい調整やメンテナンスが重要です


印刷した本文を断裁機を使って断裁しているところ



出来上がりに大きく影響するため、印刷状態のチェックは欠かせません


今度は各ページを機械に入れ、ページ数の順番通りにする作業







この作業を失敗すると、ページの順番がバラバラになる「乱丁」が発生します。


そしていよいよ製本


表紙と本文がのり付けされていきます


本の形になってきました


積み上げられていく様子


最後に閉じてある部分以外の三方を断裁し、ページをめくりやすくします


断裁された本たち。ここまで来るとほぼ完成です。



本の角を落とす「角丸加工」がオプションとして提供されています



そして梱包


トラックに積み込まれ……




イベント会場に配達される、という仕組み。


もちろんキャストは全員しまや出版のスタッフです。


・関連記事
同人作家の実態を探るアンケート、20代が最多で半数は30冊未満の売れ行きという結果に - GIGAZINE

世界的人気アニメの18禁同人マンガが児童ポルノであると最高裁が認定、作者に有罪判決 - GIGAZINE

「オタク市場」に関する調査結果、同人誌・フィギュア・コスプレなどの市場規模は何億円なのか? - GIGAZINE

コミケに行ってきたGIGAZINE編集部員たちの会話 - GIGAZINE

記事全文へ