10分でわかる「アタック25」【斉藤アナスイの説明書】

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毎週日曜お昼のクイズ番組、「パネルクイズアタック25」。程よい難易度と、児玉清さんの名司会が楽しみで、毎週欠かさず見ているという方も多いのではないでしょうか。

そんなわけで今回は、改めて「アタック25」の魅力に迫ってみたいと思います。「今まであまり見たことがない」という人はもちろん、「いつも見ている」という人にとっても、新たな発見があれば嬉しい限りです。

基本ルール(1)参加者は4人(赤、緑、白、青)。早押し形式で解答する。正解した場合は、パネルを1枚指定。そのパネルが自分の色に変わる。間違えた場合は、ペナルティとして以降2問の解答権を失う。ただし、オープニングクイズ(1問目)のみ、ペナルティがない

(2)最初の正解者は、必ず「13番」のパネルを獲得。


(3)以降獲得できるパネルは、以下の優先順位の通り。

【1】自分のパネルで相手のパネルを挟める場合は、その中から選ぶ。挟んだパネルは、オセロの要領で自分の色に変わる。

【2】自分のパネルで他の色のパネルを挟めない場合は、次の問題で自分が正解したと想定したときに、挟めようになるパネルを選ぶ。

【3】【1】でも【2】でもない場合、他の色のパネルに隣接(縦、横、斜めいずれか)したパネルを選ぶ。

(4)残りパネルが5枚になったところで「アタックチャンス」。この問題で正解した解答者は、通常のパネル獲得に加え、他の解答者が獲得済みのパネル1枚(ルール上は自分のパネルでも可)を、黄色パネル(誰も獲得していない状態)に変えられる。 
 ※基本的には自分が不利になる状況でもパネルを指定しなければならないが、過去には「アタックチャンス」時にパーフェクトであった解答者に対し、放棄を認めたことも。

(5)最終的に、1番多くのパネルを獲得した解答者が優勝(トップ賞)。海外旅行をかけたクイズに挑戦できる。そのクイズは、自分が獲得したパネル部分だけ見られる、映像クイズになる。

賞金と商品優勝者には、海外旅行をかけた映像クイズへの挑戦権が与えられる(2011年現在は「憧れのエーゲ海クルーズ・ペア10日間の旅」)。それに正解した場合のみ、海外旅行ゲット。
そのほかに、優勝者に「ネックレス」などまぁまぁいいもの、参加者には「ベルト」などちょっといいものが与えられる。賞金は、パネル1枚につき1万円。パーフェクトを達成した場合は、50万円がもらえる。ちなみに賞金の他に出演料的なものも存在し、こちらは一律5000円(5000円を超える交通費は別途支給)。

ここが見どころ【名司会者・児玉清さん】
「アタック25」の顔、児玉清さん。彼の一挙一動を見るために、この番組を楽しみにしている視聴者も少なくないだろう。かく言う僕も、その一人である。個人的に一番の見どころは、「文学問題」の、その後の顔。児玉さんは文学大好きであるため、この手の問題に対し、かなりテンションが上がるのだ。また、自分のテリトリーにない問題には、若干やる気が失せるのもいい。

(例)
「正解!よくご存知だった!」
「うん、正解」
など

以前は「その通り!」「結構!」などの正解フレーズをよく使っていたが、近年は「正解!」がほとんど。これはお笑いコンビ「博多華丸・大吉」の博多華丸さんが、児玉さんのモノマネを始めたためである(逆に自分がモノマネしていると思われるのを避けた)。ただし、2006年の芸能人特集で、2人が同時に「アタックチャンス」と言うなど、お互い険悪な仲であるということはない。

華丸さん自身も児玉さんへの尊敬の念を忘れることはなく、児玉さんのイメージが崩れる様なモノマネはしていない。ちなみに児玉さんの「その通り!」は、当時スポンサーであった「東リ」にかけていた、らしい。

児玉さんの「アタック25」司会歴は、2011年3月で36年。これは、日本のクイズ番組最長司会記録にあたる。ちなみに過去に2回体調不良により出演を休んだが、その時の代役は板東英二さんであった。

【解答者の戦略にも注目】

「アタック25」が他のクイズ番組と大きく異なる点は、パネルの存在。正解数ではなく、パネルの数で優勝を競うことから、他の解答者に比べ知識を持っていたとしても、パネルの巡り合わせ次第では勝てないことがある。つまり、戦略が大きくものを言うクイズなのだ。オセロに似たルールであるため、辺や角のパネルをとると有利。そのためポピュラーな戦略として、

1問目、白が正解(パネル13)

2問目、青が正解(例えば18)。白は正解がわかっても、あえてスルー。

3問目、青が正解しても「23」(辺)はとれない。白が正解すれば「23」がとれるだけなく、「18」も白に変わる。

などが挙げられる。ちなみに児玉さんは、有利に進まないパネルの指定に対し、「あら、そっちいっちゃった…」と悲しそうな顔をする。これも見どころ。

ちなみに現在、パーフェクト達成者は12人。2009年、10年ぶりに高校生が達成したのは記憶に新しいところだ。パーフェクト達成には、知識や戦略はもちろん、他の解答者がいかに空気を読めるかも重要なファクターになる。
また今のところ、青からのみパーフェクト達成(白5回、緑5回、赤2回)が出ていないというのも、一生使うことのないまめ知識として覚えておいて欲しい。

「アタック25」用語集「アタックチャンス」…詳しくは前述。児玉さんの「大事な大事なアタックチャーンス!」というセリフは番組の名物になっていたが、華丸にモノマネをされるようになってからは、こちらも「大事な大事な勝負のアタックチャーンス!」に変わった。

「アタックチャンスの狙い目」…アタックチャンスにより、黄色に変えられたパネル。

「ウェストミンスターの鐘」…ゲームが放送時間に収まりそうにない場合、この鐘が鳴った時点で強制終了(パネルが残っていても)になる。使われるのは1年に1度あるかないかといった具合で、見られたあなたは超ラッキー。

「応援席」…いわゆる観客席。ただしここには、解答者の身内や友人などのほか、エキストラしか座れない。実は一般募集していないんです。

「オープニングクイズ」…クイズの1問目。正解者は「13」のパネルを獲得できる。この問題に限り立たされるペナルティがないが、これは「立ったまま自己紹介」というケースを避けるためだとされる(番組の進行として、1問目が終わった後に解答者の自己紹介が始まる)。

「お立ち」…誤答のペナルティで立たされること。以降2問は解答権を失う。(⇔「お戻り」)

「音楽に関する問題」
…曲を3曲流し、「タイトルに共通する言葉」や「グループの総人数」などを答えさせる問題。

「加藤さん」
…現在、問題を読み上げを務める加藤明子さんのこと。前任者は沢木美佳子さん(「沢木さん」)。

「チャンピオン大会」
…14枚以上獲得して優勝した解答者のみが
出場できる大会。予選、決勝と2回に渡り放送される。

「トップ賞」…最終的に最も多くのパネルを獲得した解答者に与えられる賞。

「パーフェクト」…25枚のパネル全てを獲得。1色に染めること。

「ビジュアルクイズ」
…文字を並べ替えて有名人の名前にする「アナグラム問題」や5つの映像ヒントをもとに答えを導き出す「5ヒント問題」など、映像を使った問題。

「ボタン」
…早押しボタンのこと。左利きの人のことなども考慮して、解答席の左右に1つずつ設置されている。

「ラストコール」…最後の1枚に対しては、通常通り「何番?」と聞くのではなく、「ラストコール!」と高らかに言い上げる。「では青の方、ラストコール!」など。

(テキスト&イラスト 斉藤アナスイ)
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▼外部リンク
パネルクイズアタック25公式サイト


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