30日、フィナンシャル・タイムズ中国語電子版は記事「静かに対北朝鮮姿勢を変更した中国」を掲載した。中国の外交方針転換が朝鮮半島情勢緩和に大きな影響を及ぼしたという。写真は朝鮮戦争で破壊された中朝国境の鴨緑江断橋。<url name="【その他の写真】" url="http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=48226">

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2010年12月30日、フィナンシャル・タイムズ中国語電子版は記事「静かに対北朝鮮姿勢を変更した中国」を掲載した。

戦争間近のように思えた朝鮮半島情勢。それがここ数日の間に新たな対話への希望が満ちあふれた展開へと転換した。過去1週間の北朝鮮の抑制と韓国による6カ国協議再開を希望するとの表明。その背後には中国の努力があった。

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世界的な非政府組織(NGO)・国際危機グループの北東アジアプロジェクト主任であるステファニー・クライン・アールブラント氏は、中国の外交政策の転換が背景にあると指摘した。

北朝鮮砲撃事件直後、中国は実際に衝突が起きる可能性が低いと判断し、米国による介入をより問題視する姿勢を示していた。しかしその後、危機が深刻化するにつれ、米国の介入を受け入れると同時に、北朝鮮に過剰な反応を見せないよう要求するように態度が変わったという。

中国が表向き示した反応は、北朝鮮は国際原子力機関(IAEA)調査員を再度受け入れるよう促す外交部の表明だけ。しかし背後ではすでに北朝鮮政府を説得したという。また2011年初頭の胡錦濤(フー・ジンタオ)国家主席訪米を控えて、北朝鮮問題を沈静化させたいとの配慮も働いたと見られる。(翻訳・編集/KT)

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