日本統治時代の建築図面アーカイブ、オンラインで大公開

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韓国の行政安全部国家記録院は30日、日本統治時代に建てられた病院などの建築図面を集めた「日帝時期建築図面 解除(医療・税関施設編)」を発行した。

今回の図面集は「日帝時期建築図面(病院・刑務所編)」に続く4番目となるもので、日帝時期に建てられた大韓議員や病院、仁川税関などの3208枚の建築図面が収録。図面の横には、建物が建てられたいきさつなどの説明もあり、近代建築史の研究に大きく役立つものとなっている。

特に、1910年8月の大日本帝国による大韓帝国併合以降、それまでの大韓医院が改編され朝鮮総督府医院(1910―1928年)になった時の図面や、京城帝国大学医学部付属医院(現・ソウル大学医科大学病院)の施設拡張過程における詳細な図面が見つかっており、近代の医療施設の変遷と特徴を詳しく研究することが可能となった。

また、1902年に建設された平壌(ピョンヤン)の豊慶宮(プンギョングン)を、1913年に平壌慈英医院として転用する時の図面や、1910年に水原の華城行宮を修理して水原慈英医院を建設した時の図面も、今回新しく公開された。

国家記録院は今回発刊した図面集を、国立中央図書館など450の機関に配布し、国立記録院の国家記録院のホームページ(archives.go.kr)にも掲載した。

図面を見るには、ホームページから「日帝時期建築図面アーカイブ」のページを開く。画面中央の左にある紫色の部分をクリックすると「古跡・官舎・司法・行刑など日帝時期建築図面コレクション」に、画面中央にある黄土色をクリックすると「学校、建築図面コレクション」に行く。

「古跡・官舎・司法・行刑など日帝時期建築図面コレクション」には、1929年に開催された朝鮮博覧会の会場配置図や、1925年に建立され朝鮮で最も高い社格を持っていた朝鮮神社の設計図などもある。(すべてハングル)


参照:日帝時期建築図面アーカイブ - 国家記録院
参照:日帝強占期、病院・税関などの建築図面を大量公開 - 聯合ニュース

(文:林由美)

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