インテルのクリスマス休暇は終わっていないものの、新監督に就任したレオナルドは早くも動き出している。同監督は28日、ピネティーナ(インテル練習場)で2時間ほど新たなスタートに向けた準備をした。

インテルの1月は、ハードスケジュールになる。首位ミランを捕まえたいインテルは、24日間で6試合のリーグ戦を戦う。その上、コッパ・イタリアの試合が最低で1つ。12日のジェノア戦に勝てば、26日にはベスト8を戦うことになる。

レオナルド監督のチームが動き出す前、ジェノアとの良好な関係からインテルに良いニュースが届いた。22歳の若手DFアンドレア・ラノッキアが、早速チームに合流することになる。14時ごろにピネティーナに到着したレオナルド監督は、ロッカールームやオフィス、ピッチ状態を確認することを望んだ。

29日に正式な監督就任発表を予定しているが、レオナルド監督はすでに多くの選手とコンタクトを取っている。ただ、電話を済ませているとはいえ、顔を合わせるのは29日からということだ。確実に不在となるのは、FWサミュエル・エトーのみ。11月21日のキエーヴォ戦で相手DFチェサルに頭突きを見舞っていた同選手は、1月6日のナポリ戦まで出場停止である。そのため、エトーの練習合流は1月2日の予定だ。