ユーザー投票で選ぶ2010年の音楽ベストアルバム! 『OTOTOY AWARD 2010』グランプリ作品が決定

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音楽ダウンロードサイト『OTOTOY(オトトイ)』ユーザーの投票とライターさんが選出した『OTOTOY AWARD 2010』の結果が発表されたのでご紹介。グランプリはユーザー投票によるものと、ライターさんによるもの、それぞれ別に決定されています。なんとグランプリが2つあるのです。『OTOTOY』では2010年、4500枚以上のアルバムが発売されたそうなのですが、このアワードは今年発売されたそれらのアルバムが対象とのこと。それではまず、ユーザー投票によるグランプリを含む上位5作品をご紹介。

●ユーザー投票による『OTOTOY AWARD 2010』グランプリ

1. クラムボン『2010』
2. 菊池成孔とぺぺ・トルメント・アスカラール 『LIVE at Liquid Room 2010.06.09 (HQD Ver.)』
3. 七尾旅人 『billion voices』
4. 神聖かまってちゃん『友達を殺してまで』
5. oono yuuki 『stars in video game』


●ユーザー投票グランプリ選出コメント
クラムボン『2010』
グランプリは、クラムボンの『2010』。アルバム・リリース前からiTunesやOTOTOY等でフリー・ダウンロード、タワー・レコード限定のTHA BLUE HERBとのコラボ・シングル「あかり from HERE -NO MUSIC, NO LIFE.-」等、積極的に音源を発表。アルバム『2010』では、CD、アナログや配信等、メディアそれぞれの特性をいかしたリリースを行い、全メディアで高セールスを記録。ファンが選択して購入する楽しさを教えてくれました。リリース後は、3ヶ月かけて全国を巡業するなど、ミュージシャンとしての底力を見せつけられました。2011年のツアーに向けて「ナイスな会場」をリスナーに募集する等、その独創的な発想は、まだまだとまりそうにありませんね。また、DATE COURSE PENTAGON ROYAL GARDENの復活で盛り上がる菊地成孔とペぺ・トルメント・アスカラールのOTOTOY独占のライブ音源『LIVE at Liquid Room 2010.06.09』、歌うたいとして孤高の世界に辿り着いた七尾旅人の『billion voices』、話題が尽きることのなかった神聖かまってちゃん等が上位にランクイン。共通点は、この「激動の時代」の中で、良質な音源を作成しながらも、その時代をネガティブにとらえることなく活動をアクティブに行い続けたアーティスト。

続いては、オトトイ・ライターさん選出によるグランプリをご紹介します。こちらは1作品のみご紹介。

●オトトイ・ライターさんによる『OTOTOY AWARD 2010』グランプリ

チャン・ギハと顔たち 『何事もなく暮らす』

●オトトイ・ライター陣選出グランプリ選出コメント
チャン・ギハと顔たち 『何事もなく暮らす』
ライター陣が選んだのは、突然日本に紹介された韓国のチャン・ギハと顔たちの『何事もなく暮らす』。韓国で大人気の彼らに編集部は大騒ぎ。議論中に飛び交った意見は、「ベーシックなロックンロールの要素がありながらも、その上に韓国フォークの言葉の乗せ方を学習して、現代に合うようにリズムを調整している」や、「サザンが出てきた当時のようだ」(←ライターは、ほぼ20代、30代なので、知るわけもないのだが...)、「日本のインディー・シーンでは出尽くした感じがあるけど、韓国にはまだゼロから生み出そうとする"野心"がある」、「戦争が起こった日に、彼らのライブを見て、運命的なものを感じた」等。リリースのタイミングが良かったと言う節もあるが、それにしても、KARAや少女時代等、メジャーの音楽シーンでも韓国旋風が起こったことを見過ごすことは出来ないし、チャン・ギハのサウンドが、ライター達の耳には、なつかしさを持ちつつも、未知との遭遇であったことは間違いない。ダブステップの登場以来、新しい音楽を探し続けるリスナーの耳には、ヘナート・モタ& パトリシア・ロバート等が奏でるブラジルやアルゼンチンの南米音楽、そしてチャン・ギハ等のアジアのサウンドの方が、出尽くした感のある西洋や日本のサウンドよりも刺激的に聞こえたのだろう。突発的に大ブームとなる韓国の音楽に聞かず嫌いの人も多いと思うが、隣の国でも面白い音楽がなっている。そのことは、揺るぎない事実。こんな機会に耳をかたむけてみてはどうだろう。

これらグランプリ作品などはすべて『OTOTOY』で試聴/購入可能です。気になるアルバムがあったら『OTOTOY』でチェックしてみよう。

音楽ダウンロードサイト『OTOTOY』グランプリ発表ページ

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