バカリズム流「地図の楽しみ方」
 バカリズムといえば、『トツギーノ』『官能野球小説』など、独特のシュールな世界が人気のピン芸人。
 そんな彼が見れば、ただの「日本地図」もいろいろなものに変わってしまうようです。

 『都道府県の持ちかた』(ポプラ社/刊)は日本の都道府県の形を「ある何か」に見立てて、バカリズム直筆のイラストを添えた一冊。見た瞬間に首を傾げ、それからじわじわと笑いがこみあげてくるという、彼の本領が存分に発揮されています。発売と同時に増刷がかかるなど売れ行きが好調で、彼への注目度の高さが感じられます。

 例えば、三浦半島や箱根町など、地図でみるとでこぼこだらけの神奈川県は犬に見たてられ、本書のイラストでは横浜市緑区と神奈川区のくびれに首輪をつけられてしまっています。

【写真入り記事はこちら】


 兵庫県は隣県との県境がギザギザしているのでレタスの葉にそっくり。バカリズムのイラストではハンバーガーに挟まっています。妙にしっくり収まって見えるのが不思議です。

【写真入り記事はこちら】


 愛媛県は四国中央市と新居浜市の部分を握って、伊予市から松野町までをかき鳴らしたくなる…ということでエレキギター。

【写真入り記事はこちら】


 『都道府県の持ち方』というタイトルがそもそもシュールでバカリズムらしいともいえる本書ですが、ちょっと見方を変えるだけで、見慣れた地図がまったく別なものに見えてくるという“視点のズラし”は、企画立案などビジネスの現場でも応用できるのかもしれませんね。

 ちなみに筆者の出身地・千葉県は逆三角形。クラッカーに見立てられています。(そんなにパーティ好きな県民ではないんですけどね)
(新刊JP編集部/山田洋介)


【関連記事】 元記事はこちら
村上春樹イチオシのサブカル本
実は人を傷つけているかもしれない余計なひと言
モテるために片づけをする男の一週間
合コンで嫌われる“名言”

【新刊JP注目コンテンツ】
「持つとしたら、こう。」バカリズムのネタが本になりました。
新刊JP特集 タナカカツキ 天久聖一 『新しいバカドリル』特集!