18日のミラン戦で勝利を収めたローマ。クラウディオ・ラニエリ監督はスクデットをはじめ、高いところを狙っているようだ。

「我々はスクデットが目標だとずっと言ってきた。ミラン戦の勝利は力と希望を与えてくれる。アウェーまで来てくれたファンが大きかったことは認めないとね。彼らが力をくれ、難しいときに助けてくれたんだ。良いクリスマスを過ごして、11年が10年よりさらに良くなることを願おう」

「我々は改善し続けなければいけない。高いところにとどまっていたいからだ。出だしが悪かったことを話すのはもうやめよう。前を見て、反撃を完成さえるためにまとまるんだ。できれば、去年よりも良い終わりを迎えたいね…」

ローマはチャンピオンズリーグやコッパ・イタリアでも勝ち残っており、ラニエリ監督はスクデット以外にも目を向けているようだ。また、FWフランチェスコ・トッティも含めたターンオーバーの採用についても言及している。

「3つのコンペティションで争っていくためには、選手層の厚いチームが必要だ。こういうプロジェクトがあるのは初めてで、簡単でないのは当然だよ。トッティ? キャプテンのマネジメントは難しくなり。彼はインテリジェントだし、試合に出ないのに満足してもらうことなどできないだろう。それができたらおかしなことさ。彼はプレーしたいと思っているんだからね。普通のことだ。だが、我々は野心的なプロジェクトを持っており、それをまだ長く前進させたいと願っている」

1月のマーケットで選手を放出することはないのだろうか? ラニエリ監督は「アドリアーノはここから動かない。ほかの選手たち(シシーニョ、ジュリオ・バチスタ、ドニ)については、様子を見よう」とコメント。自身の今後については「契約? ローマとは何の問題もない」と話している。