日華化学 ポリエステル繊維用の環境配慮型リン系難燃剤を開発

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日華化学(株)では、このほどポリエステル繊維用途向けに、HBCD(ヘキサブロモシクロドデカン)を含む臭素系難燃剤に代わる環境配慮型の新たなリン系難燃剤を開発した。
現在、環境対応の視点から難燃剤の非HBCD化が進みつつあり、その1つとしてリン系難燃剤が挙げられている。今回同社が開発したリン系難燃剤は、特に環境配慮型で安全性が高いのが特徴で、化学物質審査規制法において、第1種特定化学物質、第2種監視化学物質、第3種監視化学物質のいずれにも該当しない「白物質」の判定を受けている。またリン系でありながら、臭素系難燃剤に匹敵する高い難燃性を備えている。

同社では、2011年度中にはまずカーシート用ポリエステル繊維を中心に市場展開を進め、その後カーテン、アパレル関連へ用途拡大を図る考え。販売目標は2013年度に5億円を見込む。