マーチン先生に聞く！ 別れた彼と復活“もう2度と離したくない女”になる極意
――“復縁”が流行っている理由
まず、なぜ、“復縁“が流行っているかというと「新しい男に行くのは億劫だから」なんですよね（苦笑）。人間は、誰しもが楽なほうに流れますからね。――そもそも、復縁ってありorなし？
僕はしない方が良いと思います。元々別れというのは、1.ダメな部分があったからダメになっている
2.どちらか、又は両方が「合わない」と思っている
ために、そうなってしまうのです。だから、その関係を復活させても、問題点もひっくるめて復活するので結果は同じになってしまうのです。10代〜20代の前半に復縁を経験したことがある人も多いと思いますが、「更にまた別れた経験」を持つ人も多いです。これはそういう理由からなのです。
――おお！ 復縁が流行っているけれど、先生はお勧めしないんですね（笑）。それでも、復縁を頑張りたいという女子のためになんとかアドバイスをお願いします。
■頑張りたいor頑張りたくない？
「復縁の可能性があるなら頑張りたいんです」という女性がいますけど、そうじゃないでしょ？ と思いますよね。「復縁したいわけ？ したくなわけ？ どっち？」という感じです。復縁できる保証があるなら頑張りますっていうのは、試験に受かる保証があるなら頑張りますと言っているのと同じでしょう？（苦笑）。そんな試験あるわけないですからね。
まずは、「試験を受ける！」と決めて、それに向けて努力するからこそ受かる可能性が出てくるのです。だから、まずは「頑張りたいのか、頑張りたくないのか」そこの意思確認が大切です。
復縁ができるかどうかなんて結果はやってみないとわかりません。それでも復縁したい！ そう強く思うのであれば、最初はその可能性が10%と難しいかも知れない。でも、それを15%にできたら確率が1.5倍になっているわけなんです。そう考えて頑張って欲しいのです。
■“復縁”のための3カ条
どうしても頑張りたいと思う人に、絶対これは正しいと確信を持ってお伝えします！ そのポイントは次の3つです。
1.別れに至った原因をはっきりさせること
2.それを改善する
3.相手に「ああ、君は変わったんだね」と感じてもらう
彼との別れの原因が、自分が駆引きをしたりとか、男に依存したりとか“めんどくさい女″だったとしたら、それを全部直してから、その後に彼とコンタクトを取って自分を見てもらう機会を作るわけです。ご飯に行くだけでもいいし、それで話をして、彼に「なんか“めんどくさい女”じゃなくなったね」と、思ってもらえたら可能性が出てくるわけです。
それを、ほとんどの人が「私、もう“めんどくさい女”じゃなくなるから許して！」と言ってしまうんですが、それじゃダメなんです。「どう言えば彼にこの気持ちが伝わるんでしょうか？」という人も多いですが、「どう言っても伝わりません」というのが答えです。口だけでなんとかしようとしてもダメなんですよ。
例えば、浮気し続けている彼がいたとして、1回は浮気を許してあげたけど2回、3回と浮気をされ続けたらどうでしょうか…？そういう彼が「俺、もう絶対浮気しないから許して欲しい」と言ってあなたは信じられないと思います。じゃあ、どうやったら彼ともう一回やり直す気になるかなと考えてみたら、その彼が別れてから半年や1年間、他の女性に見向きもしないことが態度で伝わってきたのなら「ああ、本当に変わったのかも…」と思うかもしれません。そうしたら、あなたは彼の話を聞く気になる可能性が出てくるでしょう。
■別れに至った原因は自分にある」と考えて！
復縁を本気でしたいと願っているのならば、「別れに至った原因は自分にある」と考えて、自分が変わることを念頭におきましょう。この視点を持つことが、自分自身を変えていく出発点になります（「彼が悪い！」と思ってしまうと自分を改善することができないために「相手を変える＝他の男性と付き合う」しか、解決方法はなくなるのです）。
そして、何が原因だったのかをハッキリさせてそれを直す。例えば、「ねえ、メールが迷惑なら迷惑って言って」「私、もう会わない方がいい？」など「“そんなことないよ”と言って欲しい質問」をするクセが原因だったなら、その発言を一切慎む。不安の解決を彼の言葉に依存するのではなく、自分で解決…。つまり、自立できるようになってから、変わった姿を彼に見せることがポイントなのです。
■「どうしたらいいか？」じゃなくて、まずは想像して！
よく、みなさん「これをしたらうまくいくのか？ どうしたらいいか？」と悩んでいます。自分が今何をしたらいいだろうと思っている時には、「その先」を想像してみることが大事です。彼にこれを言ったらこういう返事が返ってくるかなとか想像してみて、最終的に自分が望む結果が想像できるならトライしてみましょう。逆に、なんかダメになりそうと思うことはやらないほうがいいのです。
ほとんどの人が、想像して情景を思い浮かべると言うことをしていないんです。ドラマのシーンのように情景を思い浮かべるのは、とっても大切です。想像していった時に、うまくいくと思えることをやってみるとうまくいきやすい。だから、「どうしたらいいか？」と悩むのではなくて、「想像してみよう！」ということなのです。
――なるほど、ありがとうございます
マーチン先生の復縁プログラムはいかがでしたか？ 結構グサグサっときた女子も多かったかもしれませんね。自分が本気になってその恋を成就させたいのか、そうではないのかというところから全ては始まるのかもしれません。復縁を願う女子だけでなく、恋をして悩む女子なら共通するマーチン先生のアドバイスで、今年こそは“もう2度と離したくない女”にチェンジしましょう。
作家、恋愛カウンセラー。
日本で唯一、恋愛相談のみで生計が立つと言われる、恋愛相談のプロ。10年間、延べ4万件を超える相談実績を持ち、実践派の恋愛メルマガ「マーチン先生の恋愛教室」は読者数2万人を超える。また34歳にして東証一部上場企業／トランスコスモスの相談役に就任した経験を持つなど、高度なビジネス視野も併せ持つ。
「30歳からもう一度モテる！大人の恋愛成功法則／DHC」、「モテる男はこう口説く！5日間集中レッスン／ＰＨＰ」、「“相手の気持ち”を離さない秘密の恋愛ルール／大和書房」など、著書は20冊を数える。
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