子どもというのはむやみに「うんこ」と連呼したがったり、うんこの絵を描きたがったり、「うんこ」という言葉を聞くだけで転げ回って笑ったりすることもある不思議な生き物ですが、この生態は日本特有のものではなかったようです。

あちらの子どももウンコネタは好きなのであろうな……と思わせる異色の知育玩具「Kackel Dackel」なるものが、ドイツで発売されています。

詳細は以下から。Kackel Dackel

こちらがその知育玩具「Kackel Dackel」。ちなみに「Kackel Dackel」という名前ですが、Google翻訳によると「Kacke」はドイツ語で「Shit(うんこ)」、「Kack」は「Bullshit(でたらめ)」の意味、「Dackel」は「ダックスフント」という意味のようです。


対象年齢は4歳以上、2〜4人の子どもで遊ぶことができるゲームとなっています。犬の本体につながったリーシュは空気を送り込むパイプで、持ち手部分がポンプになっています。4色のスコップやサイコロ、骨、プラスチック粘土のような「エサ(うんこのもと)」などが付属。どうやって遊ぶか大体想像がつくのではないでしょうか?


子どもたちが喜々としてうんこゲームに興じるテレビCMは以下から。

YouTube - TV-Spot Kackel Dackel


まずは口から「エサ」を食べさせましょう。


順番にサイコロを振って……


サイコロに指示された回数だけポンプを押します。


ポンプで空気を送るたびに、少しずつ出口へ近づいてくるというわけ。


予想外にリアルな効果音とともに、ポトリと落ちたところをスコップでキャッチ。


最初に3つキャッチしたプレイヤーが勝者となるようです。


「Kackel Dackel」はドイツの玩具メーカーGoliath社製で、ドイツのAmazonでは現在約30ユーロ(約3300円)で販売されています。「犬の散歩をするときはフンの始末をすべき」「たくさん食べるとたくさん出る」といったことのみならず、複数人で遊ぶことで「順番を待つ」ということも学ぶことができる、なかなか優れた知育玩具となっているのではないでしょうか。

大人もついつい夢中になって遊んでしまうようで、実際に遊んでいる様子の動画がYouTubeなどに多数アップロードされています。

YouTube - kackel-dackel kackt


付属の「骨」は口に栓をするために使います。


3匹「大人買い」してしまった人もいるようです。

YouTube - takkie kakkie 1


なお、公式サイトには「Kackel Dackel」のうんこをスコップでキャッチするミニゲームも用意されています。

Dackel Kackel, das tollste spiel van Deutschland!


マウスでスコップを動かし、落ちてくるところへ構えてタイミングよくクリックするとキャッチできます。


3回落としてしまうとゲームオーバーです。


・関連記事
小学生には大人気?予想外にリアルな「ラジコンうんこ」に街中が悲鳴に包まれる - GIGAZINE

「ウンコちゃんの家具屋さん」のトラックに遭遇しました - GIGAZINE

もはや理解の域を超えた「ゆるキャラ」が活躍中、その名も「う○こさん」 - GIGAZINE

キリスト降誕のジオラマにひっそりと紛れこんで排便する世界のリーダーたち - GIGAZINE

飼い主も愛犬も一緒に遊べておやつの時間が楽しくなる「ドッグペッツ」 - GIGAZINE

犬の落とし物のDNA鑑定でマナーがなっていない飼い主を特定するサービス「PooPrints」 - GIGAZINE

犬のフンをきちんと回収させるためのあるアイディア - GIGAZINE

全自動でネコのフンを片付けてくれる便利な「Litter Robot」の写真やムービーいろいろ - GIGAZINE

ペットのプライバシーを守る「肛門カバー」が販売中 - GIGAZINE

記事全文へ