妊娠していることが分かった時点で、居住地の市区町村長から交付される「母子手帳」。出産までの妊婦の健康状況やアドバイス、出生日や時間、出生施設などを記入したりしますが、実はこの母子手帳、日本発祥だということをご存じですか?

 太平洋戦争直前の日本では、後の母子手帳の根拠法令となる母子保健法が施行されました。これは「1夫妻5児」のような、戦時体制下の極端な人口増加施策の一環。この結果、出産〜保育の環境が著しく急速に整備され、1942年に国による妊産婦手帳制度が発足。母子手帳を持っていれば戦時下においても物資の優先配給が保証されるとともに、定期的な医師の診察を促す役目を果たしました。

 ひるがえって現代。最新の母子手帳はというと、ニンテンドーDSで赤ちゃんマッサージの解説映像が付いた「母子手帳DS with 赤ちゃんマッサージ」が発売されるなど、いろいろと進化しています。

 そんななか、博報堂DYメディアパートナーズ、博報堂、デジタルブティックの共同事業による、「家族で子育て」を応援するプロジェクト「モバ育プロジェクト」から、妊娠中・育児中のママたちをサポートするケータイサイト「らくらくモバ育」がリリースされました。妊娠前・妊娠中のママの体調管理や赤ちゃんの成長を記録できる「デジタル母子手帳」機能をはじめ、その記録を家族みんなが共有できるコミュニティー機能、そして専門家のQ&A集や、先輩ママたちの妊娠・出産体験談集など、はじめての妊娠育児に役立つ情報が盛りだくさん。

 "ベビ待ち"時には、基礎体温記録ツールで簡単にグラフ作成ができ、月経周期に基づいた体調サインや、リマインダー機能を活用できます。妊娠中は、妊婦検診時の体重や診断結果が記録でき、母子手帳を持っていない時に急に医師にかかるようなことがあっても安心です。また、実際に出産したママの妊娠中の体重グラフを閲覧できる機能もあり、無事出産した妊婦さんのさまざまな体重推移グラフを、自分の体調管理の参考にすることも。

 さらに「らくらくモバ育」では、パパはもちろん、"じいじ"&"ばあば"も設定によりママと一緒に育児日記や写真、様々なコンテンツを無料で共有して楽しむことができます。ママに励ましのコメントを送ったりすることもできるので、ママは孤立することなく育児にあたれます。核家族化が進むなか、慣れない育児に一人で向き合うママの閉塞感については、産後うつという症状とともに広く知られるところとなりました。妊娠・出産・育児という期待とともに不安の多いこの時期、赤ちゃんの成長を楽しみながら記録でき、パパや家族とその記録をこまめに共有できることでママをサポートする「らくらくモバ育」は、20〜30代のママたちにとって育児不安を楽しみに変えられるようなサービスになりそうです。







■ 関連記事
『村上龍と株式会社グリオが設立した新会社がコンテンツ提供を開始―瀬戸内寂聴の未発表作品を配信』(2010年12月9日05:57)
『パンツ柄の「ブリーフケース」など人気作家監修のオモシロトートバッグ登場〜『モーニング』』(2010年12月8日05:59)
『"女子が読む"少年マンガ誌『月刊コミックジーン』来春創刊』(2010年12月7日05:59)


■配信元
WEB本の雑誌