14日、シンガポール紙はこのほど、「住宅価格の高騰が一部の中国人にネズミのような生活を強要している」と題した記事で、中国で新たに社会問題となっている「鼠族」を紹介した。写真は「鼠族」が実際に暮らしている地下室。<url name="【その他の写真】" url="http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=47782">

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2010年12月14日、シンガポール紙ザ・ストレーツ・タイムズはこのほど、「住宅価格の高騰が一部の中国人にネズミのような生活を強要している」と題した記事を掲載した。新華網が伝えた。

中国で大学を卒業しても安定した職に就けず、劣悪な環境で共同生活を送る「蟻(アリ)族」と呼ばれる若者が増えているが、これよりさらに悲惨な生活を送る「鼠(ネズミ)族」の存在が社会問題となっている。

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「鼠族」とはネズミのように地下で暮らす一群のこと。彼らは地方から北京に働きに出て来たものの、“地上”の賃貸住宅は家賃が高すぎて手が出ず、やむを得ず地下のマッチ箱のような部屋で暮らしている。地下なら相場の3分の1程度の月200〜400元(約2500〜5000円)で済むからだ。

記事で紹介された17歳の張(ジャン)さんは北京のレストランで見習いとして働いている。毎月の給料は1500元(約1万8000円)、窓がない6平方メートルほどの部屋の家賃は月360元(約4500円)だ。部屋のほとんどをシングルベッドが占拠。シフトの異なる同僚と共同で借りており、ベッドも朝晩交代で使っている。

北京市内にはこうした「鼠族」が100万人はいるとみられる。北京郊外にも約450万人。合わせると北京の人口900万人の半数以上を占める。記事によると、地下室に住むことは違法ではないが安全対策が十分でなく、例えば火を使わないよう指導しても実際はほとんどが自炊している、などの問題点が多いという。(翻訳・編集/NN)

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