朝一番から電波びんびんHOTな話題ワードをテーマに文章綴る。寝惚けた頭に目覚めの一発。日々命題第134回目のテーマは「アラキドン酸」だ。

 アラキドン酸錠剤を服用するとコミュニケーション障害が改善するという実験結果を芦屋大発達障害教育研究所東京農工大大学院生物工学科が公開した。アラキドン酸とは神経細胞の発達に効果があるとされている物質である。

 気になる実験内容はといえば、自閉症と判断された13名を集め、4ヶ月にわたって6名には本物の錠剤を、5名には偽物の錠剤を投与して様子を見た。すると本物の錠剤を与えた6名に効果が現れた。そこから更に4ヶ月、今度は全員に本物の錠剤を与えた。すると、13名中10名にコミュニケーション能力の改善が見られたというのである。

 この時事ニュースは2chでも話題になっている。そこでは「この魔法の薬はなんだ」という反応やセリフの掛け合いや一人語り形式によるコミュ下手を弄るリア充(或いはDQN)のあるあるネタが繰り広げられていた。

 自称コミュ下手な方々による創作であると見ることも出来るかも知れないが、寡黙な人の心を見事に表現していると感じた。この手のスレッドは定期的に話題になるのだが、今回のスレッドでは「こうしたものを見ていて、コミュ下手な子が人畜無害だというイメージが崩れた」と漏らしている人も居た。

 丁度、絶賛放映中の"神のみぞ知るセカイ"が栞攻略回である。栞は文藝少女として描かれており、頭の中を思考が駆けめぐり過ぎることでなかなか言葉にすることが出来ないという少女である。だが、大抵言葉少ない人間というのはそういうところがある。頭の中はどうしようかという考えで埋め尽くされてしまっているのだ。

 逆に考えの浅い人間ほど言葉にぽんぽん出来ると言える。熟考が無いからこそ言葉が出るのが早いのである。だが、言葉によるコミュニケーションである場合、案外その方が上手く行ったりするのが不思議だ。熟考は言葉の掛け合いには不向きなのかもしれない。

 しかしだ。そうした熟考を軽視してはいけない。そのような熟考があるからこそ、研究分野はきっちりと育つのである。そうした人びとがいるからこそ、この世界は進んでいくことが出来るのである。結果が出るのが遅いかも知れないが、たったそれだけで物事を評価するべきではないと言いたい。

 両方出来ることが最良なのである。ぽんぽんと言葉を出せる人はじっくりと熟考する能力を身に付けるべきである。逆に熟考を得意とする人は、考えを最小限に纏めて今の現状を報告出来る方法論を覚える必要があると言えるだろう。

 もしも、アラキドン酸を服用するだけで、そうしたコミュニケーション能力を手に入れられるというのであれば試してみる価値はある。もしかしたら、滑り知らずの会話能力を手に入れることが出来るようになるかもしれない。

 是非とも一度は試してみたいものである。


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日々命題 バックナンバー
第129回「ウィキリークス 25万件流出」
第130回「流行語大賞」
第131回「鈴木宗男氏 実刑」
第132回「天下一品」
第133回「戦国甲冑をつくる」

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