「94分のゴールで勝つのは、いつだって素晴らしい喜びだ。チームは良いパフォーマンスを見せた。今後に向けての良い兆しだ。我々はこのチームを楽観視している」

ユヴェントスのベッペ・マロッタGM(ゼネラルマネジャー)は13日、イタリア『スカイ・スポーツ』のインタビューで、12日に行われたラツィオ戦での勝利についてこのように述べている。

「(ミロシュ・)クラシッチ? 我々は良い選択をしたという自覚をしている。彼は真面目なプロフェッショナルだ。ただ大事なのは、チームのサポートもあったことだよ。(ジャンルイジ・)ブッフォンと(マルコ・)ストラーリ? (ルイジ・)デルネーリ監督の発言を誤解しないことが重要だ。彼が言ったのは、試合にはより調子の良い選手が出場するということだよ。ブッフォンに対して敬意を欠いたわけではない。リハビリ中の選手であれば、時間が必要だろう。ユーヴェは選択の幅があるという問題をうれしく思っているはずだ。各クラブのケガ人のことを考えれば、人数が多い問題の方がマシだろう」

一方、マロッタGMは1月のマーケットにおける補強について、次のように明かしている。

「金銭的な大きな投資はしないだろうね。我々はうまくチャンスを生かさなければならない。どのポジションを強化しなければいけないということはないんだ。我々は今の自分たちがやっていることに満足している。デルネーリ監督の功績でもあるね」

「(モモ・)シソコ? 途中出場する選手たちは、正しいモチベーションを持ち、グループの一員だと感じなければいけない。シソコについても同じだよ。彼が残留に満足なら、我々に移籍させる必要はない。彼が満足しているかどうかだ。彼が移籍希望を表したことはなかった」

「(フィオレンティーナFWアルベルト・)ジラルディーノとアマウリのトレード? それは根拠のない噂だ。我々がフィオレンティーナと話したことはないのだからね。代理人とも同様だ。それに、アマウリはひざのケガからの回復に向けてリハビリしている。リーグ終盤で彼が戻ってくることを願おう」

「(サンプドリアFWアントニオ・)カッサーノ? どんな理由や間違いがあるにせよ、残念なことだね。(サンプのリッカルド・)ガッローネ会長のことは理解しているし、カッサーノが間違ったのは残念だ。我々は、お互いが満足する決断にたどり着くことを願っているよ。我々のプロジェクトはまた別物だ。我々が彼を獲得することはないだろう」