厳しい就職活動が昨年に引き続き予想される中、就職活動中の学生の志望企業に変化が出ていることが、毎日コミュニケーションズ(東京都千代田区、中川信行社長)が、2012年卒業予定の学生を対象として実施した「2012年卒マイコミ学生就職モニター調査 11月の活動状況」の結果から分かった。

 調査によると、 2年連続で「多少でも興味が湧いた企業」へのエントリーは過半数超え、「志望度の高い企業のみ」や「知名度の高い企業」は2年連続で減少している。

 企業にエントリーする基準は「多少でも興味が湧いた企業」が55.2%(前年同月比1.2ポイント増)となり、11年卒に続き過半数を超えた。また、「志望度の高い業界の中で幅広く」も32.1%(前年同月比0.4ポイント増)と年々緩やかに増加している。

 その一方で、2年連続で減少しているのが「志望度の高い企業のみ」や「知名度の高い企業」。「志望度の高い企業のみ」においては、2年前と比べると8.1ポイント減少の8.6%、「知名度の高い企業」は2年前と比べると3.5ポイント減少の2.1%となった。
 
 同社では、「厳しい雇用環境を危惧してか、企業選択の裾野が広がる傾向にあるようだ」と分析している。

 調査は、2010年11月28日〜2010年11月30日の間、2012年卒業予定の全国の大学3年生及び院1年生のモニター3,921に実施、 有効回答率41.0%で有効回答数1,608人(文系男子350名、理系男子467名、文系女子351名、理系女子440名)だった。

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