市川海老蔵が暴行された後、初めて行なった7日の記者会見は、約500名もの報道陣が集まる大規模なものとなったが、テレビのニュースキャスターが「矛盾を感じる」と冷たく言い放ち、一部の記者が厳しい質問を投げかける異様な雰囲気だった。

 海老蔵は思ったよりもきれいな顔で登場し、相手への暴行どころか灰皿に酒を入れて飲ませたり、挑発したりの行為も一切なかったと、一方的な被害者であることを主張したが、なぜか「(自分に)おごりがあった」などと謝罪していた。

 事件の要点への質問には「警察の捜査中」と答えず謎が残っただけに、加害者とされる元サッカー選手Iの言動にも注目が集まるのだが、当のIはいまだ出頭していない。これには「水面下で海老蔵側と交渉しているのではないか」と疑う声もある。

「海老蔵の言い分をすべて認める代わりに、Iに和解金を払うというケースが考えられる。そうなればイメージが保たれる海老蔵は億単位が動くCM契約に影響させないで済む」(芸能リポーター)

 いずれにせよIの出方次第ということになるが、筆者はそのIと川崎市の幼稚園から小学校まで一緒に通ったという元友人の証言を得た。

「子どもの頃から彼はサッカーが上手で、学校の休み時間もやってました。圧倒的に女子が多い学校だったんですが、クラスの女の子にも人気ありましたよ。6年生のときは運動会で団長をやったほどです。ただ、少し恥ずかしがり屋なところもあって女の子に積極的ではなかったですね(笑)」

 ただ、一方で校則違反をすることもあったという。

「運動着のシャツをズボンから出していて、担任が何度も注意していました。最後はI君のシャツをめくって、オヘソにペンで花丸を描いて"次やったら、もっとイタズラ書きするぞ"と言っていたくらいです」(元友人)

 Iは中学時代、東京ヴェルディのジュニアユースに所属し、Jリーガー候補として活躍したが、元友人が伝え聞いたところでは「警官と揉めて逮捕されたらしく、それから悪い連中の仲間になったという話だった」という。

 その仲間というのが「宮前愚連隊」なる暴走族。この組織を取材したことのあるアウトロー系雑誌の編集者に聞くと、「総長や幹部クラスを何人も取材したことはありますが、Iの名前は聞いたことがありません。年齢から察するに、その世界でも、あまり有名ではないはず」という。

 今回の事件で一躍、注目の存在となっているI。海老蔵はこれまでマスコミ受けが悪く、ここぞとばかりにバッシング対象になっているからか、加害者とはいえ、Iへの批判はあまり強くない。

 ここは堂々と登場して、海老蔵の主張が本当なのかどうか打ち明けてほしいものだが......。
(文=鈴木雅久)



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