マンチェスター・シティのFWマリオ・バロテッリは3日、練習の最後のミニゲームでDFイェロメ・ボアテングといさかいを起こした。

ボアテングの背後からの激しいタックルにバロテッリが怒りをあらわにし、言葉でののしるだけでなく、ボアテングを突き飛ばしたのだ。ボアテングも言われて黙っているようなタイプではなく、バロテッリの首をつかむ事態に。結局、ナイジェル・デ・ヨングを含むチームメートたちが、2人を引き離さなければいけなくなった。

ミニゲーム終了後、バロテッリは誰のことも見ずにドレッシングルームへ向かおうとしたが、ロベルト・マンチーニ監督がここで介入。バロテッリをつかまえ、チームメートと和解するように促し、バロテッリはそれに従った。

クラブのスポークスマンはこの件について、「チームが練習中も激しいスピリットを持っていることの表れだ。心配するようなことは何もない。最後に2人は握手をかわしたし、問題はまったくないよ」と強調している。だが、イギリス『メール・スポーツ』によれば、先日も暴力プレーで3試合の出場停止処分を科されたバロテッリに対し、さらなる不満を抱き、またマンチーニ監督の“特別扱い”に不満を抱いている者もいるという。

マンチーニ監督自身に対しても、チームを一致団結させることができないという批判がある。マンCでチーム内のもめごとが起きたのは、FWエマヌエル・アデバヨールとDFヴァンサン・コンパニ、MFヤヤ・トゥーレとMFジェームズ・ミルナーのトラブルに続き、今回が3度目だからだ。

さらに、DFジョレオン・レスコットは出場機会が少ないことについて、「今の状況には満足していない。ベンチにいるのは楽しくないし、ベンチにすらいられないこともある。ファビオ・カペッロ(イングランド代表監督)は僕のことを考慮してくれているけど、このまま試合に出なければ、代表に招集されないときも来るだろう」と、マンチーニ監督の起用法に不満をあらわにしている。

そのレスコットはDFウェイン・ブリッジやGKシェイ・ギブン、FWロケ・サンタクルス、MFショーン・ライト=フィリップス、アデバヨールらとともに、1月のマーケットでの移籍が噂されている。『ミラー・スポーツ』はこの状況を、「シティの冬のバーゲン」と皮肉をもって称しているが…?