韓国は2022年ワールドカップ招致に失敗したが、韓国メディアは招致失敗の理由について、「中国サッカー管理センターの韋迪主任が、中国は2026年W杯の開催地に立候補すべきと発言したことが、22年W杯の開催地の選考に大きな影響を与えた」と報じ、韓国の招致失敗は中国の責任であると報じた。4日、天津網が報じた。

 韓国メディアは、「わが国のW杯招致活動において、中国はずっと目の上のたんこぶだった」と報じ、「W杯が2大会連続で同じ大陸で開催されることはないため、中国サッカー管理センターの韋迪主任が26年W杯開催地への立候補をほのめかしたことによって、韓国が22年W杯招致に失敗する可能性が高まった」と主張した。

 さらに、10月に国際サッカー連盟(FIFA)副会長の鄭夢準(チョン・モンジュン)氏は、韋迪主任の発言を批判し、「韋迪主任の発言はアジアサッカーの団結にとって不利である」と述べていた。

 天津網は、韓国メディアが「中国のせいだ」と報じたことについて、「韓国メディアは、韋迪主任の発言がアジアの団結を破壊し、韓国の招致に影響を与えたと主張するが、不可思議なことだ」と主張した。(編集担当:畠山栄)



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