江蘇省蘇州市で11月28日夜、留守中の女性の部屋にわいせつ行為を目的に忍び込んだ20歳の男がつかまった。男は待っているうちに眠ってしまい、女性は帰宅直後に「いびきの音」に気づき、警察に通報した。中国新聞社が報じた。

 男は河北省の出身で、蘇州市内の工場で作業員として働いていた。隣室に越してきた若い女性が気になっていたが、偶然に部屋の鍵が手に入ったため、「天が与えたチャンス」と思い、留守中に部屋に入り、女性が帰宅した時に襲おうと思い立った。

 男は鍵を入手したのは11月28日で、その日のうちに、精力剤や避妊具、顔を隠すためのマスクなどを購入し、午後7時ごろに女性の部屋に侵入した。女性のベッドの下にもぐりこみ、女性が就寝する時に襲おうと考えたが、ベッドの下で眠り込んでしまった。

 午後9時ごろに帰宅した女性は、すぐに「大きないびきの音」に気づいた。だれかがいることは明らかだったので、すぐに警察に通報した。

 警察官が駆けつけた時も男は「熟睡中」で、そのまま身柄を拘束された。警察官によると、男は精力剤と避妊具を握りしめていたという。警察は男の取り調べを続けている。(編集担当:如月隼人)



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