朝一番から電波びんびんHOTな話題ワードをテーマに文章綴る。寝惚けた頭に目覚めの一発。日々命題第129回目のテーマは「ウィキリークス 25万件流出」だ。

 ウィキリークスにて25万件の外交公電が流出してしまった事件が、今話題となっている。米国が他国をどのように見ているのか。それが一目瞭然に解る各国首脳人物評などにも注目が集まっている。

 もちろん、今回流出した情報が全て真実であるかどうかはわからない。全てそれっぽいだけの虚偽情報である可能性もある。一部が真実で大部分が虚偽である可能性も捨てがたい。また、その逆もあり得る。

 何かしら、伝えたい真の情報を知らしめる為にこういった策をとったという見方もあり、手放しで米国の流出情報だと嘲笑しようとする考え方は危ないと言えるだろう。流出といえば、日本の尖閣ビデオであっても、肝心な逮捕の映像が公開されない為に、ガス抜きだったのではないかという見方もあるという。

 国家が関わる流出問題にはその裏があると見るのは隠謀論者のお得意の論法であるが、そう言った思考法も頭の片隅に置いておくことは重要だと言えるだろう。例えば、電車の中で冬の寒い時期だというのに生足ミニスカートの女性がいるとする。

 これをラッキーと捉えるか、はたまた痴漢冤罪を生み出そうとする犯罪者予備軍を目撃してしまったと捉えるか。前者は楽観的でポジティブな人間、後者は悲観的でネガティブな人間だと言える。だが、犯罪に巻き込まれないのは明らかに後者だということが出来るだろう。

 とはいえ、今回のウィキリークス流出情報に関してだけ言うならば、あまりにも米国の損失が大きすぎる。これだけの損をして得られるものがあるとは考えられない。むしろ、米国の失墜を願う他国の策謀であるとみるべきなのだろう。一個人の正義というにはあまりにも不自然な気がしてならない。

 それにしても誰が誰の操り人形で、誰々は怒りっぽい。誰々に関しては約束守らないなどなど、正に政界ワイドショーだといえる。芸能界ワイドショーにはとんと興味のない筆者ではあるが、この政界ワイドショーには少々興味があるというのが実際のところだ。

 アメリカは世界のヒーローを自負している。しかし、ヒーローはどこまでも孤独なのだ。他国も自国の利益を優先しようとする。何の見返りも求めずに粉骨砕身している国なんて国際的にはまったくもって存在していないのだ。

 国益優先をするのが当然である。この感覚を日本人も身に付けるべきではないだろうか。そうした確固たる意志と自覚が、より良い国際的方向性を定めてくれることになる。しかし、これを勘違いすると北朝鮮のように自国の国益のみを最優先し、まるで駄々っ子だと評されるようになってしまうわけである。

 実生活でもそういった個人主義ならぬ、利己主義な方は多いのではないだろうか。独善的になってはいけない。だからといって利他主義を徹底するのは少し違う。中庸である必要がある。利己主義と利他主義の合間。そこで状況に合わせて揺れ動くこと。これが肝要なのである。


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第124回「はやぶさの快挙」
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