インテルのマッシモ・モラッティ会長が、10年前の自分だったらとっくにラファ・ベニーテス監督をクビにしていただろうと話した。

ジョゼ・モウリーニョ前監督を任命するまでは、趣味のように監督のクビをすげ替えることで悪名高かったモラッティ会長ならば、確かにそうだったろう。
ベニーテス監督は、CLでトッテナムに敗れ、その後ミランとのダービーに敗れてセリエAで6位に後退すると、批判の矢面に立たされていた。しかし、トウゥエンテ戦とパルマ戦の勝利でようやくプレッシャーも和らいだところだ。

10年前に同じような状況だったらクビにしていたかと訊かれたモラッティ会長は、「おそらくクビにしていただろう。だが私も経験を積んだからね」と答えた。また、ケガ人続出のインテルがサンプドリアを解雇される可能性の高いアントニオ・カッサーノを獲りにいくという噂について、「それはファンタジー・フットボールの世界だよ。噂は真実ではない」と一蹴した。

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