厚生労働省が発表した10月の毎月勤労統計調査(速報、事業所規模5人以上)によると、残業などの1人当たりの所定外労働時間は、前年同月比5.2%増の10.1時間となった。10カ月連続の増加となったが、増加幅は2カ月続けて一桁となり、残業時間の伸びが鈍化しつつある。

 所定外労働時間を産業別に見ると、製造業は14.1時間で前年同月に比べて13.7%の増加。電気・ガス業(前年同月比4.3%減)、金融業,保険業(同3.4%減)、医療,福祉(同1.9%減)は減少した。
  
 10月の1人当たりの現金給与総額は前年同月比0.6%増の26万8951円となった。現金給与総額のうち、きまって支給する給与は、前年同月比0.6%増の26万3909円。所定内給与が同0.1%増の24万5518円、所定外給与が前年同月比6.4%増の1万8391円。所定外給与の増加幅が一桁にとどまったのは8カ月ぶり。賞与等の特別に支払われた給与は同5.2%増の5042円となっている。

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