総務省が発表した労働力調査(速報)によると、10月の完全失業率(季節調整値)は前月に比べて0.1ポイント上昇し5.1%。4カ月ぶりに悪化した。一方、厚生労働省が発表した10月の有効求人倍率(季節調整値)は0.56倍で、前月比0.01ポイント上昇して6カ月連続の改善となった。

 新規求人倍率(同)は0.93倍で前月を0.02ポイント上回った。正社員有効求人倍率は0.35倍で、前年同月を0.08ポイント上回った。有効求人(季節調整値)は前月に比べて2.5%増、有効求職者(同)は0.7%増。新規求人は前年同月比13.9%増。

 新規求人を産業別に見ると、情報通信業(38.3%増)、教育,学習支援業(25.4%増)、医療,福祉(22.7%増)などで増加となった。

 都道府県別の有効求人倍率(季節調整値)で、最も高いのは福井県の0.90倍、最も低いのは沖縄県の0.33倍。

 男性の完全失業率は前月比0.1ポイント低下の5.4%、女性は同0.3ポイント上昇の4.6%となっている。

 完全失業者数は前年同月比10万人減の334万人で、5カ月連続で減少した。完全失業者のうち「勤め先都合」は同15万人減の101万人、「自己都合」は同5万人増の108万人となった。

 就業者数は前年同月比15万人増の6286万人で、2カ月連続の増加。産業別に前年同月と比べると、医療,福祉(46万人増)、宿泊業,飲食サービス業(11万人増)などが増加。建設業(23万人減)、生活関連サービス業,娯楽業(16万人減)などが減少した。

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