27日(金・現地時間)、スウェーデンの首都ストックホルムで行われたRumble of the Kings。ホヴェット・アリーナに、8000人以上の観客を集めた同大会、みぞれまじりの雪のストックホルムを熱くし、フランスの有料民間テレビ局=Canal+をはじめ、40ヵ国以上でライブ中継された。

上位カードは、K-1、MMA、そしてK-1 MAXルールでスウェーデン×ワールドというべきラインナップが並んだ当大会。メインでは突進してくるボブ・サップを相手にユルゲン・クルトが左ヒザをボディに突き上げると、この一発でサップは泣き顔状態となり戦意喪失。コーナーからタオルが投入されるという呆気ない幕切れとなった。

対照的に72.5キロで戦い、その強さを如何なく発揮したアルトゥール・キシェンコの前に、マルクス・エーベリは窮地に追い込まれながらも、3Rを戦い切り、結果的にはメイン以上の声援を得ることになった。

年に一度の大箱大会といえども、同国の重量級から中量級のキックボクサー、MMAファイターと、女子プロボクシング世界戦で8000人の観客が集まるランブル・オブ・ザ・キングス、そのネームバリューはスウェーデンの一般層にも届いていることが証明された。詳細はコチラ

サップ、クルトのヒザ一発でお決まりの戦意喪失
72.5キロのキシェンコ強し、エーベリを圧倒
Rumble of the Kings 主要試合レポート