【斉藤アナスイと】加藤鷹とアダム徳永〜2人のカリスマ〜

写真拡大

(c)幻冬舎

“愛”は大切です。けれども“愛”を過信してはいけないのです。どんなに愛し合っていても、性に関する知識や、セックスのテクニックが不十分であれば、セックスは気持ちよくないのです。

-アダム徳永『スローセックス実践入門』(講談社+α新書)
(c)講談社

AV男優として、その知名度を築いた加藤鷹。独自の技法、技術を確立し、「セックススクールadam」を設立したアダム徳永。どちらが正しいのか、どちらが上なのか。それを決めるのは、少なくとも僕には不可能なこと。どちらを信じるか。それも皆様が決めることです。ただ一点、同じ時代に生きる2人の性のカリスマが、しかし、異なる考え方を持っているという事実。この記事は、その一点に対する僕の個人的な「興味」によって書かれています。

2人のプロフィール加藤鷹
本名:加藤正行(戸籍変更により、現在は本名も加藤鷹)
生年月日:1962年5月1日(48歳)
職業:AV男優(ほかタレント活動、著作活動など)
経験人数:6000人以上

アダム徳永
本名:西尾進一郎
生年月日:1954年(55-56歳)
職業:イラストレーター、セックスセラピスト、実業家
経験人数:1000人以上(『スローセックス実践入門』による)

加藤鷹氏がAV男優になったのは1988年(それまでにも、秋田で500人ほど抱いた、というさすがのエピソードもありますが)。一方で、アダム徳永氏がマッサージテクニシャンの資格を取得したのも1988年。それを機にアダム徳永氏は性感帯研究を始めます。偶然にも2人は、1988年という同じ年にそれぞれのスタートラインに立っているのです。

それぞれの経験人数は、6000人以上と1000人以上。多過ぎてもはやピンときません。例えば「読売ジャイアンツ球場」(巨人2軍の本拠地)の収容人数が4000人。そういうレベルです。2人合わせると、バヌアツ共和国のトルバ州の人口にほぼ匹敵します。例えのせいでさらにわかりにくくなったかも知れませんが、とにかくスゴい数字。ここまでいくと、簡単に「羨ましい」とも思えない数字です。これだけの女性を抱き、2人はそれぞれの技術、考え方を熟成させていったのですね。

愛とセックスについてそして2人がたどり着いた「セックスと愛の関係」、それが冒頭の言葉です。「愛」か「技術」か。ただ誤解しないでいただきたのですが、アダム徳永氏の言葉は、「愛」に意味はない、ということではなく、「テクニックがないと、やがてその愛もなくなる」という意味。またこのカリスマたちは、こんな言葉も残しています。

人の本音はセックスの後に出る

-加藤鷹『鷹論。』(幻冬舎)

愛が先か?セックスが先か?という幼稚な議論は、そろそろ終わりにしましょう。大人の男女であるなら、どちらが先だろうと、それを選択するのは、個人の自由です。

-アダム徳永『スローセックス実践入門』(講談社+α新書)

やったもん勝ち

-団鬼六『快楽なくして何が人生』(幻冬舎新書)

アダム徳永氏の言葉を借りれば、「愛が先か?セックスが先か?という議論」。安めの居酒屋で深夜2時ぐらいに繰り広げられそうなテーマですが、これに関して、アダム徳永氏は「自由」。加藤鷹氏は「その後にわかることもある」というスタンス。軽々しく口にすれば叩かれそうな「セックスが先」という考え方にも、お2人とも決して否定的ではありません。ただし、加藤鷹氏の言葉は、女性に向けての言葉。「男が本当に自分を愛しているか」を見極めるために覚えておいたほうがいい、というニュアンスです。なんか一人カリスマが増えていますが、そういうこともあります。

2人の共通認識さてそんなお2人ですが、少なくとも2つ、明確に共通している考えがあります。それは、「女性への愛撫はとにかく優しく」、ということ。そしてもうひとつが、「AV(アダルトビデオ)はあくまでも見せ物だ」ということ。この2つの考え方は延長線上に存在しており、「AVはあくまで見せ物なのだから、通常のセックスでそんな風にしても女性は喜ばない。実際はとにかく優しくとにかくソフトに」、ということ。この2人が共通して言うんだから、これはきっと間違いないはずです。



加藤鷹氏とアダム徳永氏。テクニックの面で共通認識を持ち、考え方の面で異なる認識を持つ2人。できるならば、いつか対談なんかも聴いてみたいものです。

(テキスト 斉藤アナスイ)
(画像 amazon.co.jp)

▼外部リンク

加藤鷹オフィシャルサイト
アダム徳永〜スローセックス〜【公式サイト】
鷹論。―愛と礼節と生きる闘志
スローセックス実践入門――真実の愛を育むために (講談社+α新書)




■関連記事
【懐かしいゲーム特集】「ドラゴンクエスト? 悪霊の神々」(ファミコン版)
トイザらス限定『アイクロップス ナイトビジョン2.0 赤外線スコープ』
自叙伝『「贖罪」酒井法子』
『劇場版イナズマイレブン爆熱キャラクター人気投票』屈辱のスターティングベンチ
コミュニティサイト『こえ部』にはジャンルがいっぱい