東京・新宿のリビングデザインセンターOZONEでは、「祝祭空間を楽しむ100のアイデア」の名称のもと、11月25日〜来年1月25日まで、様々な祝祭のシーンや家の中で豊かな時間を過ごすためのアイデアを、実物のディスプレイやパネルで紹介する企画を展開しているが、開催初日の11月25日には、3FのOZONE プラザにて、「CASAMANCE2010A/W新作発表会」及びスペシャルトークショー「Thinking of Quality of Life 〜 衣・食・住 それぞれの視点から〜」が行われた。

まず、トークショーに先駆けて行われた、「CASAMANCE2010A/W新作発表会」では、パリの本社から輸出部長のMr. Pierrick BEAUGENDREが来日、秋冬の新作コレクションをみずから解説した。今期「CASAMANCE」ブランドでは、四冊のコーディネートブックと六冊の無地コレクションを発表しているが、「MINNEAPOLIS(ミネアポリス)」はモダンでアーバンなコレクション。「SIERRA(シエラ)」は、山荘や別荘を意識して、技術の粋を凝らしたコレクションで、デザイン的には鹿や雪の結晶、素材としてはウール使いが特徴。「ONTARIO(オンタリオ)」は、広大な湖があるカナダ西部の大自然にインスパイアされた、ナチュラルイメージのコレクション。さらに、「COROLADO(コロラド)」は、プリントファブリックを集めた1冊。プリント離れしていた欧州市場では、昨今は再びプリント回帰の傾向にあるそうだ。椅子張りでは、スコットランドの伝統デザインにインスパイアされた「EDINBURGH(エディンバラ)」、千鳥格子などメンズファッションをモチーフとした「CONSTANTIN(コンスタンティン)」などがあるほか、「CASAMANCE」の壁紙や、姉妹ブランド「CAMENGO」の新作も紹介された。
この後のスペシャルトークショーでは、「祝祭空間を楽しむ100のアイデア」の企画メンバーである、湯田剛史(ルミナベッラ(株)、TREND OF LIGHT)、松本聡子(ハウス食品(株)ERCUIS RAYNAUD)、太田房代(AMERICAN RAG CIE JAPAN(株)代表取締役)、林田典子(CASAMANCE事務局)の各氏がパネラーとなって、ファストファッション・インテリアが一人勝ちの昨今、「生活の質を高める」「人生の質を高める」ことの重要性を広い視野と高い見地から訴えた。