グローバル化に対応する企業の約7割が、日本人、外国人という国籍にかかわらず人材採用を行っていることが分かった。人材紹介サービスを提供するジェイ エイ シー リクルートメント(東京都千代田区、田崎ひろみ社長)が、グローバル人材採用に関するアンケート調査を実施した。

 調査によると、グローバル化への取り組みを「行っている企業」は6割弱(57.6%)に達し、「まだ行っていないが検討中の企業」(12.8%)を合わせると7割(70.4%)に達することが判明した。日系企業のみでも、合計は67.3%となっており、グローバル化への対応が必須であると考える企業が圧倒的に多くなっている。

 グローバル化の取り組みで、「行っている・検討している」内容を上位からみると、1位は「国際化の戦力となる社員の採用」(66.7%)、2位は「海外取引先の開拓」(56.6%)となり、日系、外資系企業を別々にみた場合も、「国際化の戦力となる社員の採用」が上位3位内に入っており、多くの企業でグローバル人材採用への取り組みに重点を置いている傾向が浮き彫りになった。

 さらに、「国際化の戦力として日本人と外国人のどちらを採用されるか」を聞いたところ、73.1%の企業が「国籍に関わらず採用」と回答。日系、外資系別では、日系企業の72.5%、外資系企業の75.5%が同様に回答しており、グローバル人材の採用が国籍に関係なく行われている様子が明らかになった。

 調査は、10月7日〜13日に同社のクライアント企業を対象として実施したもので、290社(日系215社、外資73社、その他2社)から回答を得たもの。

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