チャンピオンズリーグ(CL)のトゥエンテ戦で勝利したインテルは、28日のセリエA第14節でパルマとの一戦を迎える。CLで白星を取り戻したラファエル・ベニテス監督は、リフレッシュした様子で「私はトゥエンテ戦の前も落ち着いていたし、今も100%落ち着いているよ」とコメントした。

パルマ戦での勝利は首位ミランとの差を取り戻すうえで重要な一戦だが、「クラブ・ワールドカップ(W杯)に向けて出発する前に、サポーターにプレゼントをする」ためにも大切なゲームだ。インテルは12月10日にクラブW杯開催地のUAEへ向かう予定で、パルマ戦が大会前最後の本拠地サン・シーロでの一戦となる。

一方、ベニテス監督は負傷者の状況についても言及している。

「ジュリオ・セーザルは自身のコンディションに関するニュース(「復帰は新年?」)にとても怒っている。彼はハードにフィジオセラピストたちとトレーニングしており、100%の状態に戻りたいと願っているんだ。ただ、我々は待たなければいけない。時間はあるんだ。クラブW杯で彼が戻る可能性はある。まだ2週間あるんだからね」

パルマ戦ではFWジョナサン・ビアビアニーとFWゴラン・パンデフに加え、FWデニス・アリベックを起用する可能性もある。ベニテス監督は期待の若手FWについて、次のように語った。

「3人全員がスタメンになるかは分からない。だが、全員が攻撃的なメンタリティーを持っており、ホームでの試合ではそれが必要だ。アリベックはほかの選手たちより経験がないが、練習ではとてもよくやっているよ。(サミュエル・)エトーは偉大な選手であり、その彼が出場停止だが、我々にはほかにもゴールを決められる選手がいる。チアゴ・モッタ? ベンチに入るだろう。だが、先週よりはずっと良くなっているよ」

なお、インテルはDFダヴィデ・サントンを中盤に上げる可能性もあり、ベニテス監督も「以前にもすでにやったことがある」とコメントしている。