倉木麻衣
 前作「touch Me!」から約2年、11月17日に通算9作目のオリジナルアルバム「FUTURE KISS」を発売した倉木麻衣。20日にはラゾーナ川崎史上初となる全長40メートルのピンクカーペットに登場して話題を呼んだ彼女が26日、自身が学生生活を過ごした京都の世界遺産・上賀茂神社でTOKYO FM開局40周年記念「楽天世界遺産劇場〜第15回 上賀茂神社〜」に出演し、一夜限りのプレミアムライブを行った。

 この日は趣向を変えて、普段のライブとは異なるアコースティックスタイルで楽曲を披露。全米デビュー曲でもある「Baby I Like」からスタートすると、3曲目の「Reach for the sky」ではストリングスが4名登場。7曲目では、京都をイメージして作ったという「Time after time 〜花舞う街で〜」を披露し、世界遺産・上賀茂神社の荘厳な雰囲気と紅葉の美しい景色の中、彼女の透明感ある歌声と和を感じさせるアコースティックサウンドに、会場全体が幻想的な雰囲気に包まれ、2,000人の観客全員が酔いしれた。

 その他にも、「Tomorrow is the last Time」「白い雪」など全10曲を歌い、本編は終了。更にアンコールでは「Stay by my side」「B WITH U」を歌い、しっとりとした余韻を残しながら幕を閉じた。

 倉木麻衣は、開演前に「京都は私が学生生活を過ごした場所であり、そんな思い出深いこの地でライブ出来ることをとても嬉しく思います。やはり京都というのは一番四季を感じる場所だと思っているので、まさに今日は素晴らしい自然の空気を感じながら、美しい紅葉と共に歌をお届けできることを私も楽しみにしています。また、これを機会に、みなさんの世界遺産や自然に対する意識が高まって頂けたら、こんなに嬉しいことはありません。」と述べている。

倉木麻衣 ニューアルバム「FUTURE KISS」特集