韓国軍合同参謀本部は25日、北朝鮮の韓国・延坪(ヨンピョン)島への砲撃に対する対抗射撃で当初、自走砲6門のうち半数が作動しなかったことを明らかにした。韓国軍は23日の砲撃戦当日に6門で初期対応したと発表しており、韓国メディアは自国軍の不備を批判しはじめた。

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 韓国軍合同参謀本部によると、韓国軍は延坪島に155ミリ(K―9)自走砲を6門配置しているが、北朝鮮の砲撃で2門はレーダー部分が壊れ、使えなくなった。さらに1門は、午前中の射撃訓練で砲身(ほうしん)に不発弾を詰まらせていた。

 韓国軍による第1波攻撃は、23日午後2時47分から午後2時59分までの12分間。機能障害を起こした自走砲1門を緊急整備し、3時6分に開始した2波攻撃は計4門で行った。

 韓国軍当局は北朝鮮が砲撃した23日、自走砲6門で初期対応したと発表したが、24日には2門が故障し4門で対応したと訂正。今回、さらに数が減少し3門であることを明らかにした。韓国メディアは、軍がうその内容を発表することで、初期対応の問題を隠蔽(いんぺい)しようとした可能性があると批判した。(編集担当:新川悠)



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