【斉藤アナスイの事件簿】おじいさんたちの珍事件

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つい先日、こんなニュースが世間を賑わせました。

「大根おろし食べられた」激怒の父、包丁ブン回す容疑者:82歳/男性
逮捕理由:殺人未遂容疑
動機:「勝手に大根おろし食べられた」
概要:82歳男性が、長女に大根おろしを食べられたことに激怒。刃渡り42センチの包丁を持って暴れ回るが、娘も長さ1メートルの杖で応戦。けが人はなし。


けが人が出なかったのが救い。まず武器ですが、刃渡り42センチの包丁…言うなれば築地クラスです。82歳がそんなものを持ち出すとは、よっぽど大切な大根おろしだったのでしょう。ただ娘さんも負けてない。1メートルの杖で応戦です。…ある者は失われし秘宝を取り戻す為に、ある者は自分の《ライフ》を守る為に。新たなる『剣と魔法のファンタジー』が、今始まる-。いやいや。

しかし82歳。大根おろし。なんでこんなことになってしまったんでしょう。でも、高齢化社会のこの世の中。おじいさんが起こすちょっと変わった事件というのもそう少なくはありません。例えば、次の事件。

「ないから作った」73歳おじいさん、踏切作ってみる2008年
容疑者:73歳/男性
逮捕理由:威力業務妨害
動機:「歩きにくいので自分で作ろうと思った」
概要:8月から12月までの間、JR西日本芸備線の線路上に幅約1メートル、長さ約3メートルの踏切を設置。レールの土台部分や枕木を舗装するなどした。運行に影響はなし。


作っちゃいました。幅1メートル長さ3メートルの踏切と言ったら、なかなか大した物。アスファルトに似た舗装材を使っている等、手も込んでいます。事情を簡単に説明すると、本当はここ(線路)通っちゃいけないところなんですって。本当なら近くの踏切まで行かなければいけない。だからまぁ舗装もされていない。でも田舎なんで柵もないし、ここを横切るとすごいショートカットになる、と。じゃあもう踏切作っちゃおうというわけです。いや、いいか悪いかは別として、すげー行動力だなと。まぁでも、これ本当に運行に影響しなかったのが幸いですよね。やっぱり素人さんがレールとかに下手に触るのはマズいですからね。また、こんなニュースもありました。

「お金が欲しかった」窃盗試み、バチ当たる2002年
容疑者:66歳/男性
逮捕理由:窃盗未遂容疑
動機:「お金が欲しかった」
概要:東京都中央区のあづま稲荷神社で、「男が大声で騒いでいる」と通行人から通報。駆けつけた警官が、賽銭箱から腕が抜けなくなった男を発見。


抜けなくなっちゃいました。この神社、賽銭泥棒被害は前にもあったようですが、さすがにこんなケースは初めてとのこと。レスキュー隊がせっけん水をかけ、腕を引き抜いて逮捕したようです。もしかしたらこの人、盗もうとしたお賽銭を握りしめたままだったのかも知れませんね。清々しいほどのバチの当たりようです。紛れもない事件なんですけど、何か平和ですね。では、次のニュースです。

おじいさん対おじいさん、勝ったのは?2010年
容疑者:81歳/男性
逮捕理由:住居侵入未遂容疑
動機:?(容疑否認)
概要:容疑者の男性が侵入しようとしているところを、その家の住人が目撃。逃走する容疑者を取り押さえ、110番。


一見変哲もない事件に見えますが実はこの事件、容疑者(82歳)を追いかけ取り押さえたのが79歳の男性。つまり、おじいさんをおじいさんが捕まえた、という事件です。マンションの8階から1階まで追いかけ回したとのことで、どちらのおじいさんも実に元気。容疑者のおじいさんは容疑を否認しているようですが、ともあれどちらもケガがなくてよかったです。



さすがに包丁振り回すのはアレですが、中にはちょっと許してあげたくなるような事件も。何とか少しでも、おじいさんおばあさんが暮らしやすい世の中になるといいんですけどねぇ。

(テキスト&イラスト 斉藤アナスイ)







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