ソフトバンクの孫正義社長が「ツイッター(twitter)」でブチギレた。

   坂本龍馬の大ファンの孫社長は、NHKのドラマ「龍馬伝」を毎週欠かさず見ている。2010年11月21日の「龍馬伝」の放送内容と今後のドラマの展開についてハイテンションでつぶやいている最中に、フォロアーから出た質問にブチギレてしまった。

「バカモン!史実を根底から勉強し直しなさい!」

   孫社長はこの日「命をかけて必ずドコモを超える」「私の事業家人生で公式に約束した事で破った事が有りましたか?」などと携帯電話事業についてつぶやいた後、命懸けでできる仕事があるのは幸せだ、とし「今夜は、大政奉還の日じゃ〜〜〜?もう既に心臓がバクバクしゆうきぃ」と坂本龍馬に自分を投影してみせた。

   するとこの時、こんなツイートが孫社長に投げかけられた。

「坂本竜馬って武士の身分を親が買った武器商人で、交渉のためなら嘘も屁理屈もOKという認識もされてますよね。そういう人物を目指しているのでしょうか?」

   孫社長は怒り心頭だったようで、

「バカモン!史実を根底から勉強し直しなさい!その様な上辺の知ったかぶりで…!」

と返答。これを見た「ツイッター」ユーザーから「冷静に!」と諫められたが、

「私の事は構わない。心から尊敬する偉人を…!」
「それでも腹が立ってたまらん!久しぶりに心底怒り爆発じゃ!」
「あと2分じゃ〜〜〜〜〜〜〜っ? 爆発するぞ〜〜〜〜〜〜〜っ?」
「ガガガガォーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!」

と続けた。

「全くのデタラメ」と坂本龍馬記念館は説明

   坂本龍馬は司馬遼太郎さんが1962年から66年にかけ新聞で小説「竜馬がゆく」を連載してから人気が爆発。現在の龍馬ファンはこの小説を元に龍馬像をイメージしている人が圧倒的だ。ただし、これはあくまで小説のため、実際の龍馬とは事実が異なる部分があり、龍馬研究家によって様々な解釈があるのも事実だ。

   孫社長を怒らせた人物の発言も、何かの文献に書かれた内容かもしれない。そこで、高知市にある「高知県立坂本龍馬記念館」に話を聞いてみたところ、ツイッターでの質問内容について、

「全くのデタラメです」

ということだった。

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