アップグレードが見送られたauの『IS01』をレビュー

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今回はtaiseikoさんのブログ『とあるソニー好きなエンジニアの日記』からご寄稿いただきました。

アップグレードが見送られたauの『IS01』をレビュー
11月16日、『IS01』ユーザーにとって衝撃的な報告がされました。

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KDDI、『IS01』のOSバージョンアップは“実現不可能”
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「KDDI、IS01のOSバージョンアップは「実現不可能」」 2010年11月16日 『ITmedia』から引用
http://plusd.itmedia.co.jp/mobile/articles/1011/16/news110.html

これは上記のリンク先でも書かれていますが、KDDIの広報の方が『Twitter』で回答することで明らかになったのですが、私は怒りとかどうでも良いとかそういう気持ちではなく、どちらかというと残念な気持ちです。

もともと期待していなかったというのもありますが、『Xperia』の2.1へのバージョンアップ後の動きなどを知っているとやはり、『IS01』のあの形でAndroid2.1をさわりたかったです。それが実現されないとなるとやはり残念としか言いようがないですね。

アップグレードが見送られたauの『IS01』をレビュー
さて、そんな『IS01』ですが、購入してから一回もレビューをしていませんでした。今回のエントリーは『IS01』がアップグレードを見送らなければならなかったそのAndroid OSのつくりこみの部分に迫ってみようと思います。
アップグレードが見送られたauの『IS01』をレビュー
『IS01』のつくりこみはそのクラムシェル型スマートブックと言う異質な外観だけではありません。ホームアプリから独自色が全開です。

ホームアプリは仮想デスクトップがかなりの枚数作れてしまいます。キャプチャーでは8枚ほど追加しているのですが、まだ追加できそうでした。ひょっとしたらキリがないのかもしれません。
アップグレードが見送られたauの『IS01』をレビュー

ウィジェット削除時はブラックホールの中に消えていくような演出など、遊び心満載です。それはそれで良いのですが、もともと本体のメモリーが少ないためか、ウィジェットを沢山表示させるとメモリー不足のエラーが出てしまうなどやり過ぎな印象もあります。

アップグレードが見送られたauの『IS01』をレビュー

通知領域であるステータスバーも半透明表示になっているなど、かなりの凝りよう。

アップグレードが見送られたauの『IS01』をレビュー

標準でタスク管理のようなアプリも存在しています。おもしろいのが、ホームボタンを押すとアプリは常駐し、電話ボタンを押すとアプリは強制終了するような従来の携帯に近い動きをします。

アップグレードが見送られたauの『IS01』をレビュー

インストール済みのアプリを表示させる時も独特な感じ。ただ、これは『IS03』にも継承されていました。

アップグレードが見送られたauの『IS01』をレビュー

実は『IS01』はインカメラも付いています。インカメラは現在のAndroid OSでは未実装でして、シャープが独自にOSを改造して実装しています。それゆえに開発時にインカメラを使いたい場合はシャープからそれ用のSDKをダウンロードしないと実装できません。

アップグレードが見送られたauの『IS01』をレビュー

『IS01』が発売された当初話題になったのがワンセグ。ワンセグももちろんマルチタスクで動作しますので、テレビの音を聞きながらブラウジングなんてのも可能です。

アップグレードが見送られたauの『IS01』をレビュー

Android1.6ですが、わざわざブラウザなどにはマルチタッチを実装。

アップグレードが見送られたauの『IS01』をレビュー

かなり使える内蔵辞書アプリや

アップグレードが見送られたauの『IS01』をレビュー

『Office』文章の閲覧・編集まで可能なアプリのプリインストールなどなど、とにかくつくりこみも半端ないですが、プリインストールされているアプリも半端ない印象です。

まとめ
『IS01』を初めて使った日はここまでつくりこまれているAndroidに驚きました。正直ここまでやるか? と。『Xperia』でさえ、結構つくりこんでいて、バージョンアップに苦労し、その対応の遅さが批判されていましたが、『IS01』はさらにつくりこんでしまった結果、メモリー量不足というハードの問題もあってアップデートを断念せざるをえなかったのは皮肉ですね。

スマートフォンのつくりこみに関しては色々議論されていますが、私はある程度はあっても良いと思います。右も左も同じではつまらないですし、そこがメーカーの腕の見せ所だと思いますので。特に日本メーカーはスマートフォンの作りこみを加速させていますので、この流れはしばらく続くでしょう。

ただ、今回のような1世代のバージョンアップもできないぐらいになるまでつくりこむことを本当に購入したユーザーが望んでいるのか? 考えて欲しいところかも知れません。実際は騒いでいるのはギークだけで、ほとんどのユーザーは気にしていないとも言われていますが、特に『IS01』を購入している層を考えると、そうとも言えないような気もします。

ひょっとしたら、8円運用*のユーザーが多くて、auがバージョンアップのコストをかけたくないかも知れませんね(考えすぎかな?)。
*編集部注:通話や3G通信を利用せずに、毎月ユニバーサルサービス料のみを支払って運用すること。ユニバーサルサービス料は11月18日に7円に値下げされています。

執筆: この記事はtaiseikoさんのブログ『とあるソニー好きなエンジニアの日記』からご寄稿いただきました。

文責: ガジェット通信

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