ウソから出たまこと!? 元囚人俳優ダニー・トレホ初主演作! 「アツい!」と叫びたくなるB級痛快アクション『マチェーテ』

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1970年代のB級映画にクエンティン・タランティーノ監督とロバート・ロドリゲス監督がオマージュを捧げた映画『グラインドハウス』。その上映前に流れた、ロドリゲス監督の手によって作られた存在しない映画の予告編が、このたび同監督によって本当に映画化されてしまった。それがダニー・トレホ主演の映画『マチェーテ』だ。

そこまで映画に詳しくない人は、トレホと言われてもその顔を瞬時に思い浮かべることはできないだろう。しかしトレホはロドリゲス監督にとっては作品の目印的存在で、監督作はもちろんのこと、製作総指揮を務める作品に必ずといっていいほどキャスティングされている。ゴツい体と一度見たら絶対に忘れることができない独特な顔で映画ファンの間ではジワジワと知名度を上げ、元囚人という衝撃的ながら、その雰囲気を見れば妙に納得できてしまう背景が注目を集める要因にもなった。

そんなトレホが映画俳優人生で初めて主演を飾るのが、盟友ロドリゲス監督による偽予告編から生まれた本作だ。主人公マチェーテは、罠にはめられ麻薬王によって家族を惨殺されてしまった元保安官。今では世捨て人状態で日雇い労働者に身を落としていたが、とある人物から過激な思想を掲げる上院議員暗殺を依頼される。しかし、その計画の背景には恐るべき陰謀が渦巻いていた。追われる身となってしまったマチェーテは、黒幕の麻薬王への復讐と身の潔白を証明するため、再び巨大なナタ(マチェーテ)を手にする。

1980年代のムキムキマッチョアクションから、イケメン俳優によるスタイリッシュな作品が主流となった昨今のアクション映画界。むさすぎる不良おっさんが暴れまわる汗臭すぎるアクション映画の本作は、流行をさかのぼる作風だ。だが舞台となるテキサスの熱気とトレホの凶悪なルックス、技術もへったくれもない力任せの殺陣、残酷描写に乱射しまくりのガンアクションは、観賞後に「カッコいい!」ではなく「アツい!」と叫んでしまうような古き良きB級アクション映画の味わいがある。もちろんそのB級テイストが狙いではあるのだが、正直今の世の中に氾濫しているスタイリッシュ系アクションよりも爽快感・痛快感がバツグンなのが面白い。

また名優ロバート・デ・ニーロ、リンジー・ローハン、ジェシカ・アルバ、そしてスティーヴン・セガールと超豪華俳優が脇を固めている点も驚きだ。ウソから出たまことのような本作は、トレホの顔がイヤというほど見ることができるほか、有名な特殊メイクアップアーティストのトム・サヴィーニが俳優として登場するなど、映画オタクならお腹がはち切れんばかりの満腹感を得られる愛すべき一本だ。

映画『マチェーテ』は大ヒット公開中!

@ニフティ映画
http://movie.nifty.com/

※予告編も良かったらどうぞ
http://www.youtube.com/watch?v=dieJksvWFZA


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